庭木の剪定で初めて木に登った日、ロープ選びの大切さを思い知りました。 ツリークライミングで頼れるロープを3本に絞って紹介します!
この記事で紹介するツリークライミング ロープ3選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 大成製作所 24打ち 13mm 100M | ![]() |
国産100mの大本命 | Amazon楽天 |
| 2位 | GM CLIMBING プルージックコード | ![]() |
登降の要になる相棒 | Amazon楽天 |
| 3位 | focous 多目的ロープ 10mm | ![]() |
枝下ろしの便利屋さん | Amazon楽天 |
木登り用のロープと登山用ロープは別物です
最初に大事な話をします。 ツリークライミングでは伸びの少ないロープを使うのが大原則で、岩登り用のよく伸びるロープは木登りの登降システムに向きません。
木の上では、ロープに体重を預けたまま少しずつ昇り降りします。 ロープが伸びると体が上下に揺れて消耗しますし、フリクションヒッチの効きも不安定になります。 専門店の説明でも、樹上作業には伸縮率の低い専用ロープが推奨されています。

岩用と木用でロープの性格が真逆というのは、始めるまで知りませんでした。 兼用しようとして両方で中途半端になる人、結構いるみたいです
3本を比べてわかったそれぞれの得意分野
今回の3本は性格がはっきり分かれています。 私が実際に庭木と里山で使って感じた、体感ベースの比較がこちらです。
| 商品 | 太さ | 樹皮への当たりの柔らかさ | 結び目の作りやすさ | 得意分野 |
|---|---|---|---|---|
| 大成製作所 24打ち 13mm | 13mm | 4 | 4 | メインの昇降ライン |
| GM CLIMBING プルージック | 8mm | 5 | 縫製済みで不要 | 登降システムの摩擦役 |
| focous 多目的 10mm | 10mm | 3 | 4 | 枝下ろし、荷物の上げ下げ |
メイン1本と摩擦コード1本、それと雑用ロープ1本という組み合わせに私は落ち着きました。
ツリークライミング ロープのおすすめランキング3選
第1位 大成製作所 24打ち ブレイデッド ステッチ ロープ 13mm 100M

国産ロープメーカー大成製作所の24打ちで、100m巻きという思い切った長さです。 24本の糸を編み込んだ表面はきめが細かく、フリクションヒッチがヌルッと滑らず確実に止まってくれました。 欲しい長さに切り分けて使えるので、メインライン2本と予備がこれ1巻きから取れます。
13mmの太さは素手でも握り込みやすく、初めての昇降練習で手が滑る不安がぐっと減ります。 えっ、国産でこの品質がこの値段!?というのが届いた日の第一声でした!!
大成製作所 24打ち ブレイデッド ステッチ ロープ 13mm 100M
切り分けて使える国産100m巻き!
第2位 GM CLIMBING 8mm アイツーアイ プルージックコード 76cm グリーン

両端にアイ加工が縫製済みの、登降システムの心臓部になるコードです。 自分で結んだ輪と違って長さが毎回ピタリと決まるので、ヒッチの効きが安定します。 初めてのMRS練習でこれを使ったとき、降下のコントロールが急にうまくなった気がして嬉しくなりました。
正直、最初は「短い紐がこの値段?」と思いました。 でも縫製アイの安心感を体験すると手放せません。 消耗品なので、毛羽立ってきたら迷わず交換してください。
GM CLIMBING 8mm アイツーアイ プルージックコード 76cm グリーン
縫製アイで毎回同じ効きを再現!

第3位 focous 多目的ロープ 10mm 48本ナイロン芯 カラビナ2個付き

48本のナイロン芯が入った10mmで、カラビナが2個付いてくるお得な構成です。 切った枝を縛って下ろす作業で使ってみたら、結び目を作ってもほどきやすく、テンポよく作業が回りました。 人が乗るためのロープではなく、荷物係と割り切るのが正しい使い方です。
ぶっちゃけ、編みの繊細さは上位2本に届きません。 それでも道具や枝の上げ下ろしには十分すぎる働きをしてくれるので、現場の3本目として推します。
focous 多目的ロープ 10mm 48本ナイロン芯 カラビナ2個付き
枝下ろしのテンポが上がる荷物係!
ロープの掛け方と昇り方、最初の壁の越え方
ツリークライミングの最初の壁は、高い枝にロープを掛ける工程です。 細いスローラインに重りを付けて投げ、それを呼び水にして本番のロープを引き上げるのが基本の流れです。
文字で読むより、実際の動きを見るのが一番早いです。 登り方の一連の流れがコンパクトにわかるこちらの動画が参考になりました。
体重をロープに預ける感覚は、地上1mで何度も練習してから上を目指してください。 低い位置での反復が、結局一番の近道になります。
木登り用カラビナも重要
強度と認証で選ぶ安全な1本を選ぶのに、木登り/クライミング用カラビナも重要になります。
参考:クライミング用カラビナおすすめ5!強度と認証で選ぶ安全な1本
そろえておくと作業が一気にはかどる道具
ロープの次は、スローライン、フリクションセーバー、ロープバッグの3点をそろえると現場が変わります。 フリクションセーバーは樹皮とロープの両方を守る保護具で、木に優しい登り方の必需品です。
ヘルメットとグローブは言わずもがなの必須装備です。 頭上から枝が落ちてくる世界だと忘れないでください。

木を傷めない配慮までセットでツリークライミングなんですよね。 セーバー類は最初からそろえる価値があります
木の上から見る景色は、地上の何倍も気持ちいいです。 安全第一で、まずは低い枝から始めてみてください!
●竹内 正樹山道具を得意とするプロライター。今回は造園業の知人と樹上作業の講習経験者にリサーチし、初心者がそろえるべきロープの組み合わせを整理したうえで、筆者の庭木剪定での使用経験も交えて執筆しました。


