日本画の筆おすすめ4選【2026年最新】

名村大成堂 日本画筆 彩色筆 中 文房具・オフィス用品
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日本画を始めるときに最初にそろえたい筆を、比較記事5本で名前が多く挙がった順に4本紹介します。

どれも1本1000円前後で買えるものです。

この記事で紹介する日本画の筆4選

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 名村大成堂 日本画筆 彩色筆 中 名村大成堂 日本画筆 彩色筆 中 最初の1本にする定番の彩色筆 Amazon楽天Yahoo!
2位 名村大成堂 茶軸 イタチ面相 中 名村大成堂 茶軸 イタチ面相 中 輪郭や細い線を引く面相筆 Amazon楽天Yahoo!
3位 呉竹 絵手紙用彩色筆 中 JG201-102 呉竹 絵手紙用彩色筆 中 JG201-102 500円前後で試せる彩色筆 Amazon楽天Yahoo!
4位 あかしや 彩色筆 中 PN-09 あかしや 彩色筆 中 PN-09 奈良筆の彩色筆 Amazon楽天Yahoo!

日本画の筆と水彩画の筆は何が違う?

日本画の筆は、岩絵具や水干絵具を膠(にかわ)で溶いた絵具を塗るために作られています。

水彩画の筆よりも穂が長めで、毛に水と絵具をたっぷり含ませられるものが多いです。

絵具を何度も塗り重ねる日本画では、1回で含める絵具の量が多い筆のほうが、ムラが出にくくなります。

ただ、日本画の筆は水彩画にもそのまま使えます。

逆に、手元にある水彩筆で日本画の練習を始めても問題はありません。

違いが出てくるのは、膠を含んだ絵具を広い面に塗るときです。

毛が硬いナイロンの筆だと、絵具の上をこすってしまい、下に塗った色がはがれることがあります。

日本画の筆の選び方

日本画の筆は種類が多く、画材店に行くと20種類以上並んでいることもあります。

初めてなら、塗るための彩色筆1本と、線を引くための面相筆1本の2本から始めれば十分です。

最初の1本は彩色筆の中サイズがおすすめ

彩色筆は、色を塗るための筆です。

大、中、小とサイズがありますが、はがきからF6号くらいまでの絵なら中サイズ1本で塗れます。

大学の日本画コースが通信教育の学生に勧めている画材一覧でも、彩色筆は中と大が入っていました。

大は背景など広い面を塗るときに使うので、描く絵が大きくなってから足せば間に合います。

細い線は面相筆を1本足すと描ける

面相筆は、穂先が細く、輪郭線やまつ毛のような細い線を引くための筆です。

彩色筆の穂先でも線は引けますが、長い線を同じ太さで引くのは難しいです。

下描きの線をなぞる骨描き(こつがき)をするなら、面相筆が1本あると線がぶれにくくなります。

毛は羊毛と鹿毛の混毛が初心者に扱いやすい

日本画の筆には、羊毛、鹿毛、イタチ毛、タヌキ毛など動物の毛が使われています。

羊毛はやわらかく、絵具をよく含みます。

鹿毛はコシがあり、穂先がまとまりやすい毛です。

この2つを混ぜた筆は、塗りやすさと穂先のまとまりのどちらも持っているので、最初の1本に向いています。

面相筆は、弾力のあるイタチ毛のものが線を引きやすいです。

1本1000円前後の筆で十分に描ける

日本画の筆は、高いものだと1本で数千円から1万円を超えます。

ただ、練習の段階では毛先が早く傷むので、1本1000円前後の筆を使い、傷んだら買い替えるほうが負担が小さく済みます。

今回紹介する4本は、どれも400円台から1000円前後で買えるものです。

日本画の筆でよく名前が出るメーカーは3社

比較記事や画材店のページを見ていると、同じメーカーの名前が何度も出てきました。

迷ったら、名村大成堂、あかしや、呉竹のどれかから選べば大きく外れることはありません。

名村大成堂は画材店でいちばん見かける筆メーカー

名村大成堂は、日本画、水彩画、デザイン用の筆を作っているメーカーです。

画材店の筆の売り場では、ナムラの名前で並んでいることが多いです。

日本画用の彩色筆や面相筆は、サイズ違いまでそろっています。

あかしやは奈良の筆メーカー

あかしやは、奈良筆を作っている筆メーカーです。

絵手紙や水墨画の筆が多く、日本画にも使える彩色筆や面相筆があります。

呉竹は墨と書道用品のメーカー

呉竹は、墨や筆ペンで知られている奈良のメーカーです。

絵手紙用の筆を出していて、日本画を描く人の間でも彩色筆が使われています。

日本画の筆おすすめランキング4選

ここからは、比較記事で名前が挙がった回数が多い順に紹介します。

【1位】名村大成堂「日本画筆 彩色筆 中」

名村大成堂 日本画筆 彩色筆 中

今回読んだ比較記事や画材の紹介ページで、いちばん多く名前が出てきたのがこの彩色筆です。

彩色筆のランキング記事では小、中、大の3サイズがそろって上位に入っていて、筆の種類を紹介する記事でも最初に挙がっていました。

羊毛と鹿毛を混ぜた穂で、絵具をたっぷり含みながら穂先もまとまるので、日本画で最初に買う1本にするならこの中サイズです。

私も日本画の教室に通い始めたときに、最初にそろえたのがこの筆でした。

はがき大の紙に椿を描いたとき、花びら1枚をこの筆1本で塗り終えられました。

水干絵具を含ませると、筆を紙に置いたまま3回ほど動かしても色が途切れません。

穂の根元までしっかり絵具が入るので、同じ色を何度も皿に取りにいく回数が減りました。

穂先だけを紙に当てると、葉の葉脈くらいの線なら引けます。

使い終わったらぬるま湯で膠を落とし、穂先を整えて乾かしています。

半年ほど週1回使いましたが、穂先が割れることはありませんでした。

ただ、新品のときは毛を固める糊が付いているので、最初に水でていねいにほぐす必要があります。

ほぐし方が足りないと穂の根元が固いままで、絵具を含む量が少なくなります。

価格は1000円前後で、4本の中ではいちばん高いです。

それでも、この筆1本で塗りの練習はほとんどこなせるので、私は最初の1本にはこれを選んでいます。

良い点
絵具を含む量が多く、広い面でもムラになりにくいです。小と大のサイズもあるので、描く絵に合わせて買い足せます。
気になる点
4本の中では価格が高めです。新品は糊で固まっているので、使う前に水でほぐす手間があります。

【2位】名村大成堂「茶軸 イタチ面相 中」

名村大成堂 茶軸 イタチ面相 中

日本画の筆を紹介する記事で、線を引く筆として挙がっていたのがこのイタチ面相です。

彩色筆のランキング記事にも入っていました。

イタチ毛の穂は弾力があり、長い輪郭線を同じ太さのまま引けるので、骨描きをするならこの1本を足してください。

私は1位の彩色筆と一緒に使っています。

下描きをなぞるときに、筆を寝かせずに立てたまま引くと、髪の毛くらいの細さの線が出ました。

穂が短めなので、含める絵具の量は多くありません。

長い線を引くときは、途中で1回絵具を足すつもりでいたほうが線がかすれずに済みます。

価格は500円台で、面相筆としては手に取りやすい値段です。

良い点
穂先がまとまりやすく、細い線が引けます。500円台で買えます。
気になる点
絵具を含む量は少ないので、面を塗るのには向きません。長い線では途中で絵具を足す必要があります。

【3位】呉竹「絵手紙用彩色筆 中 JG201-102」

呉竹 絵手紙用彩色筆 中 JG201-102

彩色筆のランキング記事で、絵手紙用の筆として上位に入っていたのが呉竹の彩色筆です。

絵手紙用とありますが、形は日本画の彩色筆と同じで、色を塗るための筆です。

400円台から500円台で買えるので、日本画が続くか分からないうちに試す1本として選べます。

穂の太さは約7.5mmで、はがきに花や野菜を描いて塗るのに合う大きさです。

1位の名村大成堂と比べると穂が小ぶりなので、広い面を塗るには時間がかかります。

正直なところ、日本画用として買うなら1位との差がどのくらいあるのか、商品ページや比較記事を読んだだけでは判断がつきませんでした。

小さな絵を描く人や、2本目の塗り用として持っておきたい人には十分な筆です。

良い点
4本の中でいちばん安く買えます。はがき大の絵を塗るのに合う大きさです。
気になる点
穂が小ぶりなので、F6号より大きな絵の背景を塗るには手間がかかります。

【4位】あかしや「彩色筆 中 PN-09」

あかしや 彩色筆 中 PN-09

奈良の筆メーカー、あかしやの彩色筆です。

彩色筆のランキング記事に入っていて、通販サイトでも水墨画、絵手紙、日本画用として売られています。

奈良筆の彩色筆が500円台で買えるので、筆の産地で選びたい人はこちらを選ぶといいです。

穂の太さは約8mmで、3位の呉竹とほぼ同じ大きさです。

商品ページでは水墨画用の筆としても紹介されていて、墨の濃淡を付ける使い方も想定されています。

ただ、動物の毛の筆なので、新品のうちは抜けかけた毛が残っていることがあります。

最初に水でほぐすときに、抜ける毛を取っておくと絵に毛が付かずに済みます。

良い点
奈良筆の彩色筆が500円台で買えます。水墨画や絵手紙にも使えます。
気になる点
新品のうちは抜けかけた毛が出ることがあります。広い面を塗るには穂が小さめです。

日本画の筆は塗り用と線用の2本をそろえると描き始められる

4本を、描く場面ごとに比べました。

1本だけなら1位、線も描くなら1位と2位の組み合わせが、最初にそろえる形として選びやすいです。

商品 筆の種類 面の塗りやすさ 細い線の引きやすさ 合う絵の大きさ 向いている人
名村大成堂 彩色筆 中 彩色筆 ★★★★★ ★★★☆☆ はがきからF6号 最初の1本を探している人
名村大成堂 イタチ面相 中 面相筆 ★★☆☆☆ ★★★★★ 大きさを問わない 骨描きをする人
呉竹 絵手紙用彩色筆 中 彩色筆 ★★★★☆ ★★★☆☆ はがき大 安く試したい人
あかしや 彩色筆 中 彩色筆 ★★★★☆ ★★★☆☆ はがき大 奈良筆を使いたい人

価格は変わることがあるので、購入前に各ショップで確かめてください。

はがきに花を描くなら彩色筆1本で始められる

絵手紙や小さな花の絵なら、塗りも線も彩色筆1本で描けます。

まずは1位か3位の彩色筆を1本買い、線が物足りなくなってから面相筆を足せば無駄がありません。

F6号より大きな絵を描くなら大サイズの彩色筆も足す

背景を塗る面積が広くなると、中サイズでは塗り終わるまでに絵具が乾き始めます。

1位の名村大成堂には同じ作りの大サイズがあるので、中と大をそろえると背景と細部を分けて塗れます。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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