夏のメッシュから冬のネオプレーンまで、バイクグローブは季節と用途で選び方ががらっと変わります。
今回は街乗りからツーリングまで使える人気5モデルを比較しました。
そもそもなぜバイクにグローブが欠かせないのか
バイクは走行風が直接手にあたる乗り物なので、夏でも長時間走ると指先がジンジンしてきます。
冬になれば一瞬で感覚がなくなるレベルなので、季節を問わず手を守る道具は必須と言っていい装備です。

転倒したときの最初の防御は手のひらと甲。
パームスライダーやナックルガードがあるかないかで、その後の通院日数が変わると言ってもおかしくないくらい大事な部分です。
手のひら(パームスライダー)/指の関節(ナックルガード)/手首まわり/指先のスマホ操作性
バイクグローブの選び方を比較ポイントで整理
バイクグローブを選ぶときに見るべきは、季節、防水性、プロテクター、スマホ操作対応、フィット感の5項目です。
全部入りは高くなる傾向があるので、自分が一番乗る季節と用途から削り込んでいくのがコツになります。
| 商品 | 夏ツーリング快適度 | 転倒時の安心感 | スマホ操作のしやすさ | 真冬の使用可否 |
|---|---|---|---|---|
| コミネ GK-270 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | × |
| デイトナ HBG-053 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | × |
| KEMIMOTO KM8002 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | × |
| Kaedear KDR-RC-GL3 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | △ |
| コミネ GK-753 | × | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
夜間メインなら反射素材、街乗り中心ならスマホ操作の指先素材、ツーリングがメインなら防水透湿の有無を優先順位に置くと判断が早くなります。
逆に、3シーズン用1つで全部済ませようとすると、夏蒸れて冬寒い中途半端な仕上がりになりやすいので注意です。
編集部が選んだバイクグローブおすすめ5選
第1位:コミネ KOMINE GK-270 プロテクトメッシュグローブ

バイク用品店に行くと必ず壁に並んでいるコミネの定番モデル。
内蔵型ナックルガードのおかげで見た目はメッシュなのに守られている感じが強く、夏の汗だくツーリングでも手の甲がベタつきにくいのが地味にうれしい一着でした。
価格と性能のバランスが良く、夏グローブの最初の一足として超超超超超!!!万人向けです。
ただスマホ操作の反応はやや鈍めで、信号待ちで地図を拡大したい派にはちょっと惜しいポイントが残ります。
夏ツーリングの定番。プロテクター内蔵で安心感も◎
第2位:デイトナ Daytona HBG-053 スポーツメッシュグローブ ヤギ革

手のひらが本物のヤギ革仕様で、握ったときのしっとり感が他のメッシュグローブとは違うレベル。
最初は革なのに通気性大丈夫?と疑っていたんですが、甲側のメッシュがしっかり風を通してくれるので、想像より蒸れません。

難点は革ならではの雨に弱い性質。
急な雨でずぶ濡れにすると、革が硬くなったり匂いが残ったりするので、雨予報の日は別グローブを用意しておくと長持ちします。
手のひらヤギ革で握り込み感が秀逸
第3位:KEMIMOTO バイクグローブ 夏 メッシュ スマホ対応 KM8002

コスパ重視ならまずこの1足。
2,000円前後でナックルガード、メッシュ、スマホ対応指先と必要装備がほぼ揃っているのが魅力で、雑に扱える練習用にも便利でした。
普段使い/コンビニ寄りや短距離通勤/予備グローブとしてシート下に常備
正直、長年同じグローブを使う前提のライダーには縫製の細かさで上位2モデルに劣ります。
逆に、夏に何回も洗ってガシガシ使うつもりなら、これくらいの価格帯のほうが気楽でちょうど良いです。
2,000円前後で必要装備がほぼ揃うコスパ重視モデル
第4位:Kaedear カエディア バイクグローブ メッシュ KDR-RC-GL3

SNSで見かけて気になっていたモデル。
独自のアーチ縫製のおかげで親指と人差し指の自然な曲がりが本当にラクで、ナビ操作の頻度が高いツーリング派には強い味方になってくれます。
スマホ操作の反応の良さ/柔らかいプロテクターでハンドル操作を邪魔しない/ロゴ控えめのシュッとしたデザイン
サイズ感は他社よりやや小さめで、手の甲が厚い男性はワンサイズ上を選んだほうが正解。
冬は寒いので3シーズン中の春秋メインで使うのが個人的には合っていました。
スマホ操作◎の独自アーチ縫製モデル
第5位:コミネ KOMINE GK-753 ネオプレーングローブ 秋冬春向け

真冬の通勤ライダーがよく選ぶネオプレーン素材モデル。
ウェットスーツに使われる素材なので、風と多少の小雨はガッチリ防いでくれて、12月の朝でも指先が動かなくなる絶望感がありません。
真冬以外の季節には暑すぎるので、用途は冬専用と割り切るのがおすすめ。
わたしは夏のグローブと冬のGK-753でローテーションする運用に落ち着いています。
真冬の通勤や通学で頼れるネオプレーンモデル
グローブを長持ちさせる使い方とお手入れのコツ
グローブは消耗品ですが、扱い方ひとつで寿命が1年以上違ってきます。
特に夏グローブは汗を放置すると革も縫い糸も傷むので、帰宅後にひと手間かけるかどうかが分かれ道です。
2. 月1回ぬるま湯と中性洗剤で軽く押し洗い
3. 革製は専用クリームで月1の保湿
洗濯機でガシャガシャ回すのはおすすめしません。
プロテクターのウレタンが潰れたり、縫製が解けやすくなるので、面倒でも手押し洗いが安心です。
グローブと一緒にそろえたいバイク用品の同時購入アイデア
グローブだけで満足するのはもったいなく、ハンドルカバーやインナーグローブを足すと真冬の快適度が一段上がります。
さらに梅雨時はレインカバー、夏は涼感インナーをセットしておくと、季節の変わり目で買い足す手間が減ってラクです。

初心者の人ほど「とりあえずグローブだけ」で済ませがちですが、ハンドルカバーがあるだけで真冬の体感気温は劇的に変わります。
迷ったら一式まとめて揃えてしまったほうが、結果的に出費も抑えられました。
●竹内 正樹バイク用品やカーアクセサリーを得意とするプロの筆者。今回はバイク用品店スタッフや実際のライダーへの取材とリサーチをもとに、季節ごとの使い分けの実情を整理しました。読者目線で買い替えの判断がしやすい紹介を心がけています。
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