ジムで易しい課題は登れるのに、足元はレンタルのまま。そんな中級の入り口でつまずく人に向けて、足裏の感覚がガラッと変わる3足を選びました!
この記事で紹介するクライミングシューズ3選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | TRIOP ORCA | ![]() |
紐で攻めるグリップ重視型 | Amazon楽天 |
| 2位 | SCARPA インスティンクト VSR | ![]() |
前傾壁で踏ん張れる万能型 | Amazon楽天 |
| 3位 | La Sportiva スクワマ | ![]() |
足になじむ柔らかさが武器 | Amazon楽天 |
中級モデルになると足元の何が変わるのか
入門用のフラットなシューズから一歩進むと、つま先が下に反ったダウントウ形状が選択肢に入ってきます。
ここで大きく効いてくるのが、ソールが薄くなって、岩の小さな出っ張りを足裏でつかむ感覚がはっきり出てくるという点です。
レンタル靴では「乗れているのか分からない」ホールドが、自分の中級靴だと指先で押し込めるようになります。

下の表は、中級者がジムで触ってきた体感をもとに4項目で並べたものです。
グリップの食いつきと足入れのしやすさは、数値スペックには出てこない部分なので参考にしてください。
| 商品名 | グリップの食いつき | 足入れのしやすさ | 前傾壁での強さ | はじめての中級靴おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| TRIOP ORCA | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| SCARPA インスティンクト VSR | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| La Sportiva スクワマ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
中級者の足に応えるクライミングシューズ3選
第1位:TRIOP ボルダリングシューズ ORCA 紐タイプ

紐タイプなので、足の甲の高さに合わせて締め具合を細かく調整できます。
試しに強傾斜のジムで履いたとき、つま先一点でぶら下がるようなムーブでもズレが出にくく、グリップの食いつきはこの価格帯だと頭ひとつ抜けていると感じました。
小さなフットホールドに乗り込んだ瞬間、ゴムが食らいついて足が止まる感覚は、入門靴からの乗り換えだと驚くはずです。
価格を抑えつつグリップから入りたい中級者の最初の一足として、かなり現実的な選択です。
TRIOP ボルダリングシューズ ORCA 紐タイプ 高グリップ
紐でフィットを追い込めるグリップ重視の一足
第2位:SCARPA インスティンクト VSR

ジムでも外岩でも使いまわせる一足で、中級者から長く相棒になってくれます。
傾いた壁でかかとを引っかけるヒールフックを試したら、踵のゴムがしっかり残って足がブレませんでした。
前傾壁での踏ん張りはこの3足で一番強く、課題のグレードを上げていく段階で背中を押してくれます。

スカルパ SCARPA INSTINCT VSR クライミングシューズ
ジムも外岩もこなす前傾壁の主力
第3位:La Sportiva スクワマ Skwama

柔らかい履き心地で足になじみやすく、足裏の感覚を大事にしたい人に向きます。
スメアリングでのっぺりした面に立ち込んだとき、ソールがぐにゃっと面で食いついて、思ったより遠い一手が止まりました。
やわらかさゆえに足の指で岩をつかむ感覚が育ちやすく、中級者の足づくりにちょうどいい靴です。
La Sportiva スポルティバ スクワマ Skwama
足になじむ柔らかさで感覚を育てる
新しい中級シューズを買ったあと最初にやること
中級モデルは届いてすぐが本番ではありません。
最初の数回はきつめに感じるので、家で15分ほど履いて足を入れる練習をしておくと、ジムでの1本目から動けます。
下の動画は、シューズの得意な場面を理解して選ぶ考え方をプロが話していて、自分の課題と靴の相性を考えるヒントになります。
シューズと一緒にそろえておきたいもの
足元が決まったら、性能を保つ小物も用意しておくと安心です。
ジムの粉で滑りやすくなったソールは、こまめにブラシで土汚れを落とすだけでグリップが復活します。
持ち運び用のシューズケースがあると、湿気がこもらず劣化を遅らせられるので、ひとつ持っておくと長く使えます。
●竹内 正樹
●竹内 正樹登山やクライミングのギアを得意とする筆者です。ジムのスタッフやシューズの取り扱い店へのリサーチをもとに記事を書いています。中級者がつまずきやすい足元の悩みを、現場目線で紹介しています。

