花束をもらったのに、家に花瓶が無い。そんなときは、手元の紙袋が花瓶の代わりになります。
ただし紙袋に直接水を入れると、数分で底がふやけて水が漏れます。紙袋は外側のカバーにして、水は中に入れた容器で持たせるのがコツです。
紙袋は花瓶の代用になる 水は中の容器に入れる
紙袋を花瓶の代用にするときは、紙袋の中にペットボトルやコップを入れ、そこに水を入れます。
紙袋は水に弱く、底に水がたまるとすぐに破れます。外から容器が見えないように隠す役を、紙袋に任せる形です。
この形にすると、ペットボトルのラベルやコップの柄が見えなくなります。茶色のクラフト紙の袋なら、花の色も引き立ちます。
お店でもらうショップバッグや、パン屋さんの紙袋でも作れます。持ち手が付いている袋は、持ち手を内側に折り込んで使いましょう。
紙袋の花瓶に入れる容器は花の長さで選ぶ
茎の長い花束ならペットボトル、短い花ならコップや空き瓶が使いやすいです。
容器の高さは、紙袋の高さより少し低いくらいがちょうどいいです。袋の口から容器がのぞかないので、見た目がすっきりします。
| 中に入れる容器 | 向いている花 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 2Lのペットボトル | 茎の長い花束 | 軽いので底に重しを入れる |
| 500mlのペットボトル | 3〜5本の小さな花束 | 口が細いので本数を入れすぎない |
| コップやマグカップ | 茎の短い花 | 紙袋の口を外に折って低くする |
| ジャムなどの空き瓶 | 1〜3本の花 | ラベルをはがすと水替えがしやすい |
ペットボトルは上を切って紙袋の高さに合わせる
ペットボトルは、上の細くなっている部分をハサミで切り落とします。口が広くなるので、花束をそのまま入れられます。
切り口は手を切りやすいので、ビニールテープを1周貼っておくと安心です。
2Lのペットボトルなら、高さ20cmくらいで切ると、一般的な紙袋に収まりやすいです。
背の低い花はコップや空き瓶でいい
茎の短い花や、花束から外れた1〜2本の花なら、コップで十分です。
マグカップは重さがあるので、紙袋に入れても倒れにくいです。空き瓶は中の水の量が外から見えるので、水を足すタイミングが分かります。
容器が無いときはポリ袋を2重にして水を入れる
ペットボトルもコップも使えないときは、ポリ袋を2枚重ねて紙袋の中に広げます。そこに水を入れれば、紙袋の形のまま水をためられます。
ポリ袋は穴が開いていないか、先に水を少し入れて確かめておきましょう。水は袋の3分の1くらいまでにすると、重みで紙袋が破れにくいです。
紙袋の花瓶の作り方は5つの作業で10分
紙袋の花瓶は、袋の口を折る、容器を入れる、水を入れる、花を切る、挿すの5つで作れます。
用意するのは、紙袋、中に入れる容器、ハサミの3つです。
- 紙袋の口を外側に2〜3回折り返して、高さを花に合わせる
- 紙袋の底に容器を入れて、まっすぐ立つか確かめる
- 容器に水を入れる(紙袋に水がかからないよう、先に容器を出して入れてもいい)
- 花の茎を、水を張ったボウルの中で斜めに1〜2cm切る
- 水につかる部分の葉を取ってから、容器に挿す
口を折り返すと、紙袋のふちが2重になって形がくずれにくくなります。折り返した部分に麻ひもやリボンを巻くと、プレゼント用の袋にも見えます。
紙袋の花瓶が倒れない置き方と濡れない工夫
紙袋の花瓶は、底に重しを入れて、紙袋の下にトレーを敷いておくと安心です。
紙袋もペットボトルも軽いので、背の高い花を挿すと上が重くなって倒れやすくなります。
容器の底に小石やビー玉を入れて重くする
ペットボトルの底に、小石やビー玉を入れておくと倒れにくくなります。水の中に入れるので、洗ってから使いましょう。
紙袋と容器のすき間に、丸めた新聞紙を詰める方法もあります。容器が袋の中で動かなくなり、花の向きも決まります。
紙袋の下にトレーや皿を敷く
水を替えるときや花を挿すときに、水滴が紙袋に落ちることがあります。底が少しずつ湿ると、気づかないうちに紙が弱くなります。
紙袋の下に、皿やトレーを1枚敷いておきましょう。木の棚やフローリングに直接置かないほうが、床の水ジミを防げます。
紙袋の代用花瓶で花を長く飾る水の替え方
花瓶を紙袋で代用しているときほど、水は毎日替えるのがおすすめです。
紙袋に隠れて水の汚れが外から見えないので、気づいたときには水がにごっていることがあります。
水を替えるときは、容器ごと紙袋から出して洗います。容器の内側のぬめりをスポンジで落とすと、水が長くきれいなままです。
水の量は、茎が5cmほどつかるくらいで足ります。水を入れすぎると、紙袋の中で倒したときにこぼれる量も増えます。
夏の暑い時期は、水が傷みやすくなります。朝と夜の2回替えると、花が長持ちしやすいです。
紙袋の花瓶に向く花と向かない花
紙袋の花瓶に向いているのは、茎がしっかりした花や、ドライフラワーです。
バラやガーベラ、カーネーションのように茎が太い花は、ペットボトルに挿しても自分で立ちます。紙袋の口から花だけが顔を出して、きれいに見えます。
ドライフラワーや造花なら、水がいらないので紙袋だけで飾れます。容器も入れずに、そのまま挿すだけでOKです。
反対に、ユリやヒマワリのように花が大きくて重い花は、紙袋の花瓶では倒れやすいです。こうした花を飾るときは、重いマグカップや瓶を使うか、短く切って低く飾りましょう。
水を多く吸うアジサイも、容器の水がすぐ減ります。1日に何度か水の量を見られないなら、紙袋の花瓶には向きません。
紙袋で花瓶を代用するのは1週間くらいまで
紙袋の花瓶は、花束をもらってから1週間くらいの間に使うのがちょうどいいです。
中の容器で水を持たせていても、水替えのたびに紙袋は少しずつ湿ります。何週間も使っていると、底がやわらかくなって破れやすくなります。
紙袋の底がしんなりしてきたら、新しい紙袋に替えましょう。同じ容器を入れ替えるだけなので、作り直しは数分で済みます。
花を飾る機会が多いなら、このタイミングで花瓶を1つ用意しておくと、次からはすぐに飾れます。それまでは、手元の紙袋と容器で十分です。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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