シーリングライトの取り付け業者は天井の器具を見てから選ぶ

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新しいシーリングライトを買ったものの、自分で付けていいのか業者を呼ぶべきか迷っていませんか。

答えは、天井に付いている器具の形を見ればほぼ決まります。

業者が必要なのは、天井の電線に直接さわる工事が必要なときだけです。

天井の器具の見分け方、業者に頼んだときの料金の目安、依頼先の選び方を順番に書きます。

シーリングライトの取り付けで業者が必要なのは配線工事だけ

パナソニック LEDシーリングライト HH-CF0820AZ

天井に引掛シーリングかローゼットが付いていれば、シーリングライトは資格なしで自分で付けられます。

引掛シーリングは、照明を差し込んで回すだけで電気がつながる天井の器具です。

照明をここに引っかける作業は、電気工事士の資格が要らない「軽微な工事」に入ります。

反対に、天井から出ている電線を器具につなぐ作業は、電気工事士の資格が必要です。

経済産業省も、資格が必要な工事と要らない工事を分けて案内しています。

資格のない人が配線をさわると、感電や火災の原因になります。

天井に器具が付いておらず電線だけが見えている場合や、器具が割れている場合は、自分で直そうとせず業者に頼んでください。

もう1つ、業者に頼んだほうがいいのが高い天井です。

吹き抜けや階段の上は、脚立では手が届かないことが多く、落下の危険もあります。

高い天井の作業は、料金が上乗せされることも覚えておきましょう。

天井の器具は4種類 自分で付けられるのは3種類

天井の器具を見分けると、業者が必要かどうかがすぐ分かります。

角型と丸型の引掛シーリング、引掛埋込ローゼットの3種類なら自分で付けられます。

今付いている照明を外して、天井に残っている器具の形を見てください。

角型引掛シーリング

天井に四角い白い器具が付いていて、真ん中に弧の形の差し込み口が2つあるタイプです。

古い家の和室や、少し前の賃貸住宅でよく見かけます。

シーリングライトに付いてくるアダプタを差し込んで右に回せば付けられます。

丸型引掛シーリング

丸い器具で、差し込み口の形は角型と同じです。

いちばん多く使われているタイプで、今売られているシーリングライトのほとんどがそのまま付けられます。

器具の外側にツバがある「フル引掛」と呼ばれるタイプもあります。

引掛埋込ローゼット

天井に丸い穴があり、器具が天井に埋まっているタイプです。

新しい家やマンションで増えています。

こちらも差し込み口は同じなので、自分で付けられます。

電線だけが出ている直結配線

器具がなく、天井から電線が出ているだけのタイプです。

古い照明がビスと電線で天井に直接固定されている場合も、これに入ります。

このタイプは引掛シーリングを付ける工事が必要なので、業者に頼みます。

天井の器具 見た目 自分で付けられるか
角型引掛シーリング 四角い器具に差し込み口が2つ 付けられる
丸型引掛シーリング 丸い器具に差し込み口が2つ 付けられる
引掛埋込ローゼット 天井に埋まった丸い器具 付けられる
直結配線 器具がなく電線が出ている 業者に頼む

5kgを超える照明は引掛シーリングだけで支えない

アイリスオーヤマ LEDシーリングライト CEP8DL-7.0AZ

器具の形のほかに、もう1つ見ておきたいのが照明の重さです。

パナソニックの案内では、引掛シーリングの引っかける部分だけで支えられる直付けの照明は5kg以下です。

5kgを超える照明は取付金具で重さを支える必要があり、10kgを超える照明は付けられません。

ペンダントライトのように吊り下げるタイプは、3kg以下が目安とされています。

ふつうの8畳用のシーリングライトなら、多くは5kgより軽いです。

ただ、シャンデリアや木の枠が付いた照明、シーリングファン付きのライトは重いものがあります。

照明の箱や説明書に書かれた重さを見て、5kgを超えていたら業者に相談しましょう。

天井の器具が古く、ひびが入っていたり、照明を回しても固定されなかったりする場合も、器具の交換が必要です。交換は配線工事になるので業者に頼みます。

取り付けだけなら1万円以内 配線工事が入ると高くなる

業者に頼んだときの料金は、配線工事があるかどうかで大きく変わります。

引掛シーリングがあって取り付けだけを頼むなら、1万円以内に収まることが多いです。

業者を探せるサイトや工事の案内ページに載っている目安は、次のとおりです。

載っているサイト 作業の内容 目安
くらしのマーケット 引掛シーリングへの照明の取り付け 6,000〜8,000円
MotoM シーリングライトの取り付け工事 8,000〜10,000円
ゼヒトモ シーリングライトの取り付け 15,000〜30,000円
ボイスノート シャンデリアやシーリングライト 1万〜4万円

同じシーリングライトでも幅があるのは、サイトによって含まれる作業が違うからです。

取り付けだけの料金と、引掛シーリングを付ける工事まで入れた料金が混ざっています。

見積もりを見るときは、次の料金が別になっていないか確かめてください。

  • 出張費(2,000〜3,000円ほどとしている案内が多いです)
  • 高い天井の作業の追加料金
  • 古い照明の取り外しと処分の料金
  • 引掛シーリングを新しく付ける工事の料金

ミツモアの口コミでは、シーリングライトの取り付けで5,500円や6,300円といった支払い例が並んでいました。

作業時間は「20分くらいで終わった」という声が多く、取り付けだけなら長くはかかりません。

シーリングライトの取り付け業者は3種類から選ぶ

パナソニック LEDシーリングライト HH-CE0819AH

料金を比べたいならマッチングサイト、急ぐなら電気工事の受付サービス、買った店で頼めるならその店が手間が少ないです。

それぞれの向き不向きを並べます。

業者を探せるマッチングサイト

くらしのマーケット、ミツモア、ゼヒトモのように、近くの電気工事店を探して比べられるサイトです。

料金と口コミ、担当者の顔写真を見てから選べるのが良いところです。

そのかわり、業者を1社ずつ比べるので選ぶのに時間がかかります。

電気工事の受付サービス

電話1本で近くの業者を手配してくれるサービスです。

夜や土日でも受け付けているところが多く、すぐ来てほしいときに向いています。

夜間や休日は追加料金がかかることがあるので、電話の時点で総額を聞いておきましょう。

照明を買った家電量販店

家電量販店の中には、照明の取り付けサービスを受け付けているところがあります。

照明を買うときに一緒に申し込めるので、業者を探す手間がかかりません。

配線工事まで頼めるかは店によって違うため、申し込む前に店に確認してください。

どこに頼む場合も、配線工事が入るなら電気工事士の資格を持った人が来るかを確認してください。マッチングサイトでは、事業者のページに資格が書かれていることが多いです。

業者に連絡する前にスマホで3枚撮っておく

天井の器具、照明の型番ラベル、部屋全体の3枚を撮って送ると、見積もりが1回で決まりやすくなります。

電話やメッセージで「照明を付けてほしい」とだけ伝えると、業者は天井の状態が分かりません。

その結果、当日になって追加の工事が必要と分かり、料金が上がることがあります。

くらしのマーケットでも、事前に照明のメーカーと型番、設置場所の写真を送るよう案内しています。

  1. 今の照明を外して、天井の器具を真下から撮る
  2. 新しい照明の箱か本体にある型番のラベルを撮る
  3. 天井の高さが分かるように、部屋を入口から撮る

照明を外せない場合は、照明のカバーを外した状態で根元を撮るだけでも伝わります。

賃貸に住んでいる人は、写真を撮ったら業者より先に管理会社か大家さんに連絡しましょう。

天井の器具は建物の設備なので、交換や新しく付ける工事は許可が必要なことが多いです。

迷ったら天井の器具を見て見積もりを2社以上取る

引掛シーリングがあれば自分で付けて、電線しかない場合や5kgを超える照明は業者に頼みます。

業者に頼むと決めたら、写真を3枚撮ってから2社以上に見積もりを出してもらいましょう。

同じ作業でも、出張費や処分費の扱いで総額が数千円違うことがあります。

見積もりに出張費と追加料金が含まれているかを確かめてから、依頼先を決めてください。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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