ペンダントライトのレールへの付け方はプラグの形で決まる

pendant light rail インテリア照明
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ペンダントライトを買ったのに、天井のレールにどう付ければいいのか分からない。

実は、付け方はライトの先に付いているプラグの形でほぼ決まります。

形さえ分かれば、多くの場合は工事なしで5分ほどで吊るせます。

プラグの見分け方から、回す向き、何灯まで吊るせるか、外れないときの対処まで順番に紹介します。

まず確認したいのはペンダントライトのプラグの形

ダクトレール用のペンダントライト

コードの一番上、天井側に付いている部品を見てください。

レールにそのまま付くのは「ダクトプラグ」、付かないのは「引掛シーリングプラグ」です。

ダクトプラグは、細長い金具が出ていて、横にツマミやストッパーが付いた形をしています。

引掛シーリングプラグは、丸や四角の平たい形で、先に弓のような形の金具が2本出ています。

ふだん天井の真ん中に照明を付けるときに使うのが、この引掛シーリングです。

プラグの形 レールへの付け方 工事
ダクトプラグ そのまま差して回す いらない
引掛シーリングプラグ 変換プラグを先にレールへ付ける いらない
プラグなし(電線がむき出し) 直接つなぐ 電気工事士が必要

箱や説明書に「ダクトレール用」「ライティングレール用」と書かれていれば、ダクトプラグです。

電線がむき出しの器具は、自分で付けることはできません。

電気工事士の資格が必要になるので、電気店や工務店に頼みましょう。

ダクトプラグ付きは差し込んで右へ90度回す

レールの溝にプラグを差し込み、右へ90度回して「カチッ」と止まれば付いています。

慣れると1灯1分もかかりません。

順番は次のとおりです。

  1. 壁のスイッチを切る(心配ならブレーカーも落とす)
  2. プラグのツマミやストッパーのある側を確かめる
  3. レールの内側にある突起と、プラグの向きを合わせる
  4. プラグの金具をレールの溝にまっすぐ差し込む
  5. 時計回りに90度回し、カチッと音がするまで回す
  6. 軽く下に引いて、外れないことを確かめる
  7. スイッチを入れて点くか見る

いちばん間違えやすいのは3の向きです。

販売店の説明では、ストッパーをレールの突起の反対側にして押し当てる、という付け方が多いです。

向きはメーカーによって違うこともあるので、説明書の図を一度見てから差し込んでください。

スイッチを入れたまま作業すると、差し込んだ瞬間に電気が流れます。脚立に乗っての作業なので、必ずスイッチを切ってから始めましょう。

引掛シーリングのペンダントライトはレールに付けられる?

引掛シーリングのダクトレール用変換プラグ

そのままでは付けられません。

「引掛シーリングプラグ」と呼ばれる変換プラグを先にレールへ付ければ吊るせます。

変換プラグは、上がダクトプラグ、下が引掛シーリングの受け口になった部品です。

照明のお店やホームセンター、通販で手に入ります。

付け方は2段階です。

  1. 変換プラグを、ダクトプラグと同じ手順でレールに付ける
  2. ライトの引掛シーリングプラグを、変換プラグの下から差して右に回す

パナソニックの引掛シーリングプラグは、耐荷重が5kg、定格は6A 125Vです。

変換プラグにも重さの上限があるので、ガラスや金属の重いシェードなら先に器具の重さを見ておきましょう。

もう1つの方法として、ライトのプラグ自体をダクトプラグに付け替えるやり方もあります。

ただしコードの中の配線を触るので、自分ではやらずにお店に頼むのが前提です。

レールがない天井には簡易取付型のレールを付ける

簡易取付型のダクトレール

天井の真ん中に引掛シーリングがあれば、工事なしでレールを付けられます。

「簡易取付型」のレールなら、引掛シーリングに差して回すだけで付きます。

長さは1mから1.5mくらいのものが多く、レールの上ならどこにでもライトを吊るせます。

天井に引掛シーリングがない、または天井に直接ネジで留める本格的なレールにしたい場合は、配線の工事が必要です。

これも電気工事士でないとできないので、電気店に相談してください。

賃貸の部屋でも、簡易取付型なら天井に穴を開けずに付けられることが多いです。

ただ、器具によってはレールを支えるためにネジで補強する形のものもあります。

退去時のことが気になるなら、補強ネジのいらないタイプを選んでおくと安心です。

レールを付ける前に、天井の引掛シーリングにひび割れや欠けがないかも見ておきましょう。

古い引掛シーリングは、表面に細かいひびが入っていることがあります。

ひびがある場合はそのまま使わず、電気店に交換を頼んでから付けてください。

レールには何灯まで吊るせる?

灯数に決まりはありませんが、上限を決めるのは重さです。

簡易取付型のレールは、合計で約5kg、片側2.5kgまでを目安にしてください。

パナソニックのシンプル取付タイプのレール(1.5m)は、この数字が上限として示されています。

販売店の説明でも、合計6kgを超えると付けられない場合があるとされています。

1灯1kg前後のライトなら、3灯で3kg前後なので余裕があります。

1灯2kgを超えるガラスシェードを3灯並べると、上限を超えてしまいます。

見落としやすいのが「片側2.5kg」のほうです。

レールの中心は天井の引掛シーリングで支えているので、片方に寄せて吊るすとそちらに重さがかかります。

3灯なら中心に1灯、両側に1灯ずつと、左右の重さをそろえて並べるのがおすすめです。

天井に元から付いている引掛シーリングの種類によっても、吊るせる重さが変わります。一般的な引掛シーリングは5kg程度まで、フル引掛ローゼットは10kgまで対応するものがあります。

外れないときは向きが逆になっていないか見る

プラグが回らない、抜けない、というときは力を入れる前に手を止めてください。

ほとんどの原因は、プラグをレールに逆向きで差し込んでいることです。

逆向きに付けると、点かないだけでなく、中で引っかかって外しにくくなります。

無理に回すと、レールの溝やプラグの金具が曲がってしまいます。

外すときの順番は次のとおりです。

  1. スイッチを切る
  2. プラグのツマミやストッパーを押しながら、左へ90度回す
  3. 回りきったら、まっすぐ下に引き抜く

ストッパーを押さずに回そうとしても回りません。

それでも動かないときは、レールかプラグのメーカーの窓口に問い合わせてください。

付けたらテーブルから60〜80cmの高さに合わせる

最後にライトの高さを決めます。

ダイニングテーブルの上なら、テーブルの天板からシェードの下まで60〜80cmが目安です。

これより高いと座ったときに電球が目に入りやすく、低いと立ったときに頭が当たります。

コードの長さの変え方は器具ごとに違います。

天井側のカバーの中でコードを巻いてまとめる形や、途中のアジャスターで長さを変える形があるので、説明書で確かめてください。

3灯並べるなら、シェードの直径は15〜20cmくらいの小さめのほうが、テーブルの上がすっきり見えます。

高さは3灯そろえるか、真ん中だけ少し下げると、横から見たときにきれいです。

まずは今付いているライトのプラグの形を見るところから始めてみてください。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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