鳩を飼育するうえで、毎日の餌選びはとても大切なポイントです。レース鳩から観賞用の鳩まで、鳩の健康と体力を支えるのは日々の食事にかかっています。今回は鳩向けの餌を厳選して紹介します。
鳩が元気に育つ餌の選び方
鳩用の餌にはさまざまな種類があり、穀物の配合や粒の大きさも製品ごとに異なります。愛鳩の目的や体調に合った餌を見つけるためのポイントを押さえておきましょう。
穀物の種類と配合バランスで選ぶ
鳩の餌に使われる穀物は、トウモロコシ、マイロ(ソルガム)、麻の実、エンドウ豆、小麦、大麦、サフラワーシードなど多岐にわたります。
トウモロコシはエネルギー源として欠かせない穀物で、多くの鳩用フードのベースになっています。マイロは消化が良く、日常的な主食として適しています。エンドウ豆はたんぱく質が豊富で、換羽期や繁殖期の栄養補給に役立ちます。
レース鳩の場合は、レースの時期に合わせて高エネルギーの配合を選んだり、休養期にはカロリー控えめの配合に切り替えたりと、季節やコンディションに応じた使い分けが重要です。
粒の大きさと食べやすさで選ぶ
鳩の餌は小鳥のシードに比べて粒が大きいのが特徴です。
若鳩や小型の鳩には、粒が小さめの配合シードが食べやすくておすすめです。大型の鳩や体力を必要とするレース鳩には、トウモロコシやエンドウ豆など大粒の穀物が多めに入った配合が向いています。
鳩は食べ物を丸のみにする習性があるため、粒の大きさが消化にも影響します。胃の中の砂嚢(さのう)で穀物をすりつぶして消化するので、グリット(鉱物砂)の補給も忘れずに行いましょう。
品質と鮮度で選ぶ
穀物は保管状態によって品質が大きく変わるため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが大切です。
国産の穀物を使った製品や、品質管理がしっかりしているメーカーの製品は安心感があります。大容量パックはコスパが良い反面、使い切るまでに時間がかかるため、飼育羽数に合ったサイズを選ぶのが賢い選択です。
【2026年2月】鳩の餌の人気おすすめランキング5選
鳩飼育者に選ばれている人気の鳩用フードを、ランキング形式で紹介していきます。
第1位:NPF エクセル 鳩の食事 1.2kg

ナチュラルペットフーズが手がける、バランスの取れた鳩用混合フードです。
トウモロコシ、マイロ、麻の実、サフラワーシードなどをバランスよく配合しており、日常の食事としてそのまま与えられます。嗜好性の高い穀物をしっかりブレンドしているため、食いつきの良さに定評があります。
1.2kgというサイズは、鳩1羽から2羽の飼育なら約1か月程度で使い切れる量です。大きすぎず小さすぎない、ちょうど良い容量で鮮度を保ちながら使えます。
ペットショップやホームセンターでの取り扱いが多く、手に入りやすいのも大きなメリットです。鳩の飼育を始めたばかりの方にも扱いやすい、スタンダードな鳩用フードです。

ホームセンターでも見つけやすいから、急に餌が切れたときにも安心ですね!
第2位:アラタ ワンバードアミーゴ 鳩 3.8kg

大容量3.8kgの鳩用フードで、多頭飼いやコスパを重視する方にぴったりの製品です。
アラタはペットフード業界で長い実績を持つメーカーで、鳩飼育者の間でも信頼されているブランドです。トウモロコシやマイロ、各種穀物をしっかりブレンドした配合で、鳩の健康な体づくりをサポートしてくれます。
3.8kgの大容量パックなので、複数羽を飼育している方でもしばらくの間は買い足す必要がありません。1羽飼いの場合はやや量が多めですが、密閉容器に移して適切に保管すれば品質を保てます。
価格と容量のバランスが良く、日常的に使い続けるメインの餌として非常にコスパに優れています。まとめ買いの手間を減らしたい方にもおすすめです。

大容量でお財布にやさしいのが嬉しいですね。多頭飼いさんの味方です!
第3位:極上ハトのエサ 5kg

「極上」の名にふさわしい、厳選された穀物をブレンドした鳩用フードです。
山源が手がけるこの製品は、品質にこだわった穀物を使用しており、鳩の食いつきと栄養バランスの両方を追求しています。5kgの大容量で、レース鳩の飼育や多頭飼いにも対応できるたっぷりサイズです。
トウモロコシ、マイロ、麻の実、エンドウ豆などが配合されており、鳩に必要なエネルギーとたんぱく質をバランスよく摂取できます。粒揃いが良く、ほこりや割れた穀物が少ないのも品質の高さを感じるポイントです。
レース鳩の飼育者にも愛用者が多く、訓練期や休養期を問わず年間を通して使えるオールラウンドな配合です。名前に負けない品質で、愛鳩家の間で根強い人気を誇っています。

「極上」という名前通り、穀物の品質がとても良いと評判の鳩フードですよ!
第4位:黒瀬ペットフード MOGUMOGUらんど ハトのエサ 1kg

小鳥用フードの専門メーカー、黒瀬ペットフードが手がける鳩用の混合フードです。
「とれたてMOGUMOGUらんど」シリーズは、鮮度の高い穀物を使うことにこだわったブランドで、鳩飼育者からも高い信頼を得ています。
1kgサイズは、鳩1羽から2羽の飼育にちょうど良い分量です。使い切りやすいサイズなので鮮度を保ちやすく、いつも新鮮な餌を愛鳩に与えられます。
黒瀬ペットフードはインコや文鳥のフードでも高い評価を受けているメーカーで、原材料の品質管理がしっかりしています。穀物のひと粒ひと粒がきれいで、ほこりや不純物が少ないのが特徴です。
品質重視で選びたい方や、少数羽を大切に飼育している方にぴったりの鳩フードです。

黒瀬ペットフードは小鳥フードでも有名なメーカーだから、品質は折り紙つきですね!
第5位:ウズラ大学 ドリームポッポ 1.5kg

ユニークなブランド名が印象的な、鳩やキジ鳩、ヤマドリなどにも対応した幅広い鳥種向けの餌です。
鳩だけでなくレース鳩やキジ鳩、青鳩、キジなど多様な鳥種に与えられる万能タイプの配合です。さまざまな穀物をバランスよく混ぜ合わせており、鳩が好む風味に仕上がっています。
1.5kgのパッケージで、鳩の飼育規模に合わせて使いやすいサイズ感です。ウズラ大学というブランドは、鳥類の飼育に精通したメーカーとして知られています。
複数種類の鳥を飼育している方にとって、1つの餌で複数の鳥種に対応できるのは管理の手間が省けて便利です。鳩以外の鳥も一緒に飼っている方にぜひ試してほしい餌です。
品質の良い穀物がしっかり配合されており、食いつきも良好です。名前のインパクトに負けない実力を持った鳩用フードです。

いろいろな鳥種に使えるのが便利ですよね。ブランド名もなんだか愛着が湧きます!
鳩の餌の正しい与え方と保管方法
鳩の飼育を楽しむために、餌の与え方と保管のコツを押さえておきましょう。日々のちょっとした工夫が愛鳩の健康を守ります。
鳩の1日の餌の量は、体重の約5%から10%が目安です。体重300gの鳩なら、15gから30g程度になります。ただしレース鳩の場合は運動量が多いため、訓練期にはやや多めに与えることが一般的です。休養期には量を控えめにして、肥満を防ぎましょう。
餌は1日2回、朝と夕方に分けて与えるのが基本です。一度にたくさん与えると食べ残しが出やすく、衛生面でも良くありません。食べきれる量を見極めて、15分から20分ほどで食べ終わる量を目安にしましょう。
新鮮な水も毎日欠かさず用意してください。鳩は穀物を食べた後にたくさんの水を飲むため、水入れは大きめのものを選び、1日2回以上は交換するのが理想です。水入れの内側にぬめりが付きやすいので、毎日しっかりブラシで洗浄しましょう。
季節によって餌の配合を変えるのも効果的です。冬場はエネルギー消費が増えるため、トウモロコシや麻の実など脂質が多めの穀物を増やします。夏場は暑さで食欲が落ちることがあるので、消化の良いマイロの比率を上げると食いつきが改善します。
鳩の餌と合わせて揃えたい飼育アイテム
餌と一緒に用意しておくと鳩の健康管理がぐっと楽になるアイテムを紹介します。
まず欠かせないのがグリット(鉱物砂)です。鳩は歯がないため、砂嚢で穀物をすりつぶして消化します。グリットがないと消化不良を起こす原因になるため、餌と一緒に常備しておく必要があります。小さな容器にグリットを入れて、鳩がいつでも自由に摂取できるようにしておきましょう。
塩土やミネラルブロックも大切な副食です。鳩はナトリウムやカルシウムなどのミネラルを必要としており、塩土をかじることで自然に補給できます。ケージや鳩舎の壁面に取り付けておくと、鳩が好きなタイミングでかじってくれます。

グリットは鳩の消化に欠かせないアイテムなので、餌と一緒に必ず揃えてくださいね!
ビタミン剤やミネラルサプリメントも、換羽期や繁殖期には特に役立ちます。飲み水に溶かすタイプが使いやすく、鳩の体調に合わせて取り入れると良いでしょう。
餌入れは陶器製やステンレス製のものが衛生的で、毎日洗浄しやすいのでおすすめです。プラスチック製は軽くて扱いやすい反面、傷がつきやすく雑菌が繁殖しやすいデメリットがあります。
デジタルスケールも用意しておくと便利です。餌の量を正確に計量できるだけでなく、鳩の体重管理にも使えます。体重の変動は健康状態のバロメーターなので、定期的にチェックする習慣をつけておくと安心です。
餌の保管用に密閉できる大型の容器も揃えておきましょう。鳩の餌は大容量パックが多いため、フードストッカーのような大きめの密閉容器があると保管が楽になります。
鳩の飼育で押さえておきたい栄養の基礎知識
鳩を元気に育てるために知っておくと役立つ、餌と栄養に関する豆知識を紹介します。
鳩が必要とする主な栄養素は、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの5つです。市販の混合フードはこれらをバランスよく配合していますが、季節やライフステージによって必要量が変わるため、副食やサプリメントで調整することが大切です。
換羽期は新しい羽を作るためにたんぱく質の消費が増える時期です。この時期にはたんぱく質が多めの配合フードに切り替えたり、麻の実やエンドウ豆を追加したりするのが効果的です。換羽がスムーズに進むと、鳩の体への負担が少なくなります。
レース鳩の場合は、レースのスケジュールに合わせた餌の管理が成績に直結します。レース前はエネルギー源となるトウモロコシやサフラワーシードの比率を高め、レース後は消化の良い軽めの配合に切り替えるのが一般的です。
水浴びの習慣も鳩の健康に欠かせません。週に2回から3回ほど、浅い容器にぬるま湯を張って水浴びさせてあげると、羽の状態が良くなり体温調節もスムーズになります。水浴び後は体が冷えないよう、風通しの良い場所で自然乾燥させましょう。
鳩は比較的丈夫な鳥ですが、定期的な健康チェックは欠かせません。フンの状態や食欲、羽の色つやなどを毎日観察して、異変があれば早めに鳥を診察できる動物病院を受診してください。日々の食事管理と健康観察の積み重ねが、愛鳩との幸せな暮らしを支えてくれます。







