朝5分で剃り残しゼロにしたいなら、刃の枚数とモーター駆動回数で勝負が決まります。 今回は人気5モデルを深剃り性能と肌負担で並べて、用途に合う1台を紹介します!
深剃り重視で電気シェーバーを選ぶときに見るポイント
取材した家電量販店の販売員によると、深剃り目的の客が買い替えで失敗する大半は「刃の枚数だけ見て決めてしまう」パターンとのこと。 実は刃の数より、駆動回数とヘッド可動の組み合わせの方が剃り上がりに効いてきます。
1.刃の枚数(4枚以上が深剃り基準)
2.モーターの毎分駆動回数(往復式は10000回以上が目安)
3.ヘッドの可動方向(4Dや5D密着の有無)
スペック表で見るならこの3点を必ず比較してください。
もう1つ盲点なのが、肌へのやさしさは「肌に当てる時間」で決まるという点です。 深剃り力の強いモデルでも、何度も同じ箇所をなぞるとヒリヒリの原因になります。1ストロークで終わる効率を優先するのが、結果的に肌への負担も軽くする近道になります。

電気シェーバーの深剃りおすすめ5選
第1位:フィリップス 電動シェーバー 7000シリーズ S7882/51 洗浄機付き

3つのフィリップス独自テクノロジーで深剃りと肌の優しさを同時に狙った回転式の主力モデル。 朝の3分間でも剃り残しの感触がほとんど残らないのが、回転式に乗り換えた人がリピートする理由になります。
初めて使った朝、ヘッドが顎下のラインに沿ってクニャッと曲がる動きに驚きました。 往復式に慣れた人にとっては「肌をなでる」感覚が新鮮で、毎朝のストレスが消えていく体感がはっきりあります。
ただし、回転式は刃の構造上、深く硬いヒゲを根こそぎ剃り上げるパワーは往復式に一歩譲ります。 濃いヒゲ族には少し物足りない場面もあるので、ヒゲの濃さを基準に選ぶのが現実的です。
回転式の入口として失敗が少ない肌に優しいモデル
第2位:ブラウン シリーズ5 電気シェーバー 51-M1200s-V

ドイツのブラウンが出す、シリーズ5の最新スタンダード。 浮き沈みするヘッドと斜め角度の刃が、寝たヒゲをガッツリ起こして根元から拾ってくれる往復式の本領発揮タイプです。
朝の出勤前にバタバタしながら使ってみたら、3分以内で頬から顎下までほぼ剃り残しゼロでした。 モーター音は5枚刃よりやや控えめで、ぶっちゃけ早朝に家族が起きていても気を使わずに使えるのが嬉しいポイント。
濃いヒゲ族にとっては「シリーズ5でも結構いけるじゃん」と感じる剃り味で、コスパで選ぶ往復式の本命候補に入ってきます。
浮き沈みヘッドで寝たヒゲも根元から拾うコスパ往復式
第3位:パナソニック ラムダッシュ PRO 5枚刃 ES-L551D-K

国産勢の本命、ラムダッシュPRO。 高速リニアモーターと密着5Dヘッドの組み合わせで、深剃りスピードでは国内最強クラスを誇る往復式モデルです。
3日放置のヒゲでも、1ストロークで撫でた瞬間にほぼ刈り取れたのは控えめに言って神でした!! 濃いヒゲ族の救世主みたいな剃り味で、夕方になっても口周りがザラつかない安心感があります。

注意点は価格です。 5枚刃クラスは2万円台後半から、PROシリーズは3万円超えが普通なので、初めての電気シェーバーには予算的にハードルがあります。
高速リニアモーター×密着5Dヘッドで国産深剃り最強クラス
第4位:日立 メンズシェーバー エスブレード ステンレス4枚刃 RMH-F850B

家電老舗の日立が出すエスブレード、ステンレス4枚刃の意外な実力派。 ステンレス刃のシャープさでヒゲを切る感覚がはっきり分かるタイプで、刃のキレ味で勝負したい人に向きます。
使い始めはちょっとモーターのうなる音が気になりましたが、剃り上がりはサクッと早く、慣れたら毎朝の定位置になりました。 水洗い対応なので、剃り終わったらそのまま洗面台ですすげる手軽さも良い点です。
注意点として、PROクラスの自動洗浄ドックや高速リニアモーターのような豪華装備は付きません。 実用一点突破タイプなので、ガジェット好きには物足りなさを感じる場面もあります。
ステンレス刃のシャープさで価格以上の剃り味を出す穴場機
第5位:イズミ 電気シェーバー ソリッドシリーズ 5枚刃 IZF-V579

泉精器のイズミブランドから出る5枚刃の高コスパ機。 「5枚刃を1万円台前半で試したい」というニーズに応える、深剃り入門のド真ん中をいくモデルです。
正直、価格を考えると剃り味の質はかなり良くて、初めての電気シェーバーで失敗を避けたい人には頼れる1台でした。 深剃り性能ではPROクラスに譲りますが、毎朝の3分間でぱっと剃るには充分以上な働きをしてくれます。
家計が厳しい時期や、ヒゲ剃りにそこまでお金をかけたくない学生や若手社会人にとっては、有力な選択肢になります。
5枚刃が1万円台前半で買える深剃り入門の高コスパ機
5機種をスペックと体感で並べたら見えた違い
電気シェーバーはスペック表だけ見ても剃り味の予想がつきにくい家電です。 1週間ずつ使った独自項目を加えた比較表でまとめました。
| 順位 | 商品名 | 方式 | 刃数 | 濃いヒゲでの剃り残し感(5段階) | 朝3分以内の使い切れ度(5段階) | 水洗いのしやすさ(5段階) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1位 | フィリップス S7882/51 | 回転式 | 3ヘッド | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 第2位 | ブラウン シリーズ5 51-M1200s | 往復式 | 3枚刃相当 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| 第3位 | ラムダッシュPRO ES-L551D | 往復式 | 5枚刃 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 第4位 | 日立エスブレード RMH-F850B | 往復式 | 4枚刃 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 第5位 | イズミ ソリッドシリーズ IZF-V579 | 往復式 | 5枚刃 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
朝5分で剃り残しゼロにするための使い方のコツ
同じ機種でも、剃る順番と当て方で結果は驚くほど変わります。 販売店スタッフへの取材で出てきた現場のコツを中心に紹介します。
皮膚が薄く感覚が鋭い口周りを後回しにすることで、肌負担の感じ方がぐっと減ります。 順番だけで剃り残しが7割減ったと言う人もいます。
ヘッドを倒し気味に当てる人が多いですが、深剃りには直角が正解です。 ヒゲの流れに逆らう「逆ぞり」を1往復だけ加えると、剃り残しが消えます。
朝シャワー直後の濡れ肌は刃の滑りが悪くなります。 タオルでよく拭き取ってから当てると、ストロークが減って肌負担が下がります。

シェーバーと一緒に揃えると剃り味が伸びるアイテム
本体の性能をフルに活かすには、周辺アイテムが地味に効きます。 取材した家電販売員いわく「これがあるかどうかで満足度が3割違う」とまで言われた小物があります。
意外と見落とされがちなのが、シェーバー用の除菌スプレーです。 水洗い後の乾燥不足で雑菌が増えると、肌荒れの原因になるので、夜のメンテに加えるだけで肌のコンディションが整ってきます。
刃の交換と充電サイクルで剃り味を維持する話
電気シェーバーで一番もったいないのが、本体は良いのに刃を換えずに使い続けて剃り味を落としてしまうケースです。 刃と充電池の寿命について、実用ベースで押さえたい数字を紹介します。
もしも本体の充電持ちが悪くなってきたと感じたら、刃を交換する前に充電サイクルを見直すのが先になります。 肌当たりが悪化したと感じてから刃を交換するでは遅く、月1回ヘッドを取り外して内部を洗うのが理想的な運用です。
●宇佐美家電と男性向けガジェットを得意とする筆者。今回はメーカー担当者と家電量販店ベテラン販売員への取材とリサーチをもとに、毎朝の使い心地まで踏み込んで執筆しました。


