ウォールステッカーの使い方 きれいに貼るコツと跡を残さないはがし方

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ウォールステッカーを買ってきたものの、台紙をはがす前に手が止まっている人は多いです。曲がって貼れたらどうしよう、はがすときに壁紙まで一緒に取れたらどうしよう、と心配になりますよね。

ウォールステッカーの使い方は、貼る前の壁の確認と、マスキングテープでの仮止めさえ押さえれば難しくありません。

ここでは、貼れる壁の見分け方、きれいに貼るコツ、転写タイプの貼り方、跡を残さないはがし方を順番に紹介します。

ウォールステッカーの使い方は壁を拭いて仮止めしてから貼るだけ

ウォールステッカーは、壁のほこりを拭き取り、マスキングテープで位置を決めてから、中心から外へ押さえて貼るのが基本の使い方です。

難しく見えますが、やることは4つだけです。

  1. 貼る壁の素材を確かめる
  2. 乾いた布で壁のほこりを拭き取る
  3. マスキングテープでステッカーを仮止めして位置を決める
  4. 台紙をはがし、中心から外へ押さえながら貼る

うまくいかない人の多くは、2と3を飛ばしています。ほこりが残っているとすぐはがれますし、位置を決めずに貼ると曲がって貼り直すことになります。

ウォールステッカーを貼れる壁と貼れない壁

植物柄のはがせるウォールステッカー

表面がつるっとしたビニールクロスやガラス、家具の面なら貼れますが、砂壁や珪藻土、紙や布の壁紙には貼らないほうがいいです。

ウォールステッカーの粘着は、平らで表面がなめらかな面にくっつくように作られています。デコボコの大きい壁だと、すき間から空気が入ってはがれやすくなります。

壁や面の種類 貼れるか 理由
ビニールクロスの壁紙 貼れる 表面がなめらかで、はがしても傷みにくい
ガラス、鏡、冷蔵庫、家具の面 貼れる 平らで粘着がよくつく
凹凸の大きいクロス 貼りにくい すき間から空気が入りはがれやすい
紙や和紙、布の壁紙 避ける はがすときに表面ごと取れることがある
砂壁、漆喰、珪藻土、コンクリート、レンガ 避ける 表面がざらざらで粘着がつかない
ふすま、障子 避ける 紙が破れたり、はがした跡が残ったりする
浴室など水がかかる場所 防水タイプだけ ふつうのタイプは湿気で粘着が弱まる

自分の家の壁紙がビニールクロスかどうか分からないときは、指で触ってみてください。表面がつるっとしていて、少し弾力があればビニールクロスのことが多いです。

塗装した壁も注意が必要です。塗料が柔らかいと、ウォールステッカーをはがすときに塗装が一緒にはがれることがあります。

ウォールステッカーをきれいに貼るコツ3選

木と葉の大きいウォールステッカー

ウォールステッカーをきれいに貼るコツは、ほこり取り、仮止め、空気抜きの3つです。どれも道具はほとんど要らず、5分ほどで終わります。

1 貼る前に乾いた布で壁のほこりを取る

壁は、見た目がきれいでも細かいほこりがついています。ほこりの上から貼ると、粘着が壁ではなくほこりにつくので、数日ではがれてきます。

柔らかい乾いた布で、貼る場所より一回り広く拭きましょう。油汚れがあるキッチンの壁は、水で湿らせた布で拭いてから、しっかり乾かしてから貼ります。

2 マスキングテープで仮止めして位置を決める

台紙がついたままのウォールステッカーを、マスキングテープで壁に仮止めします。少し離れて見て、高さや傾きを確かめてから貼りましょう。

パーツが多いデザインは、全部のパーツを仮止めしてから貼り始めると、あとで並びが崩れません。床から何cmの高さに貼るかを決めておくと、左右の高さもそろいます。

3 中心から外へ押さえてウォールステッカーの空気を抜く

台紙を少しずつはがしながら、ステッカーの中心から外へ向かって押さえていきます。端から貼り始めると、反対側に空気がたまりやすいです。

手で押さえるだけだと力が足りないときは、タオルを手に巻いて上からこすると、空気が抜けてしっかりつきます。小さな気泡が残ったら、外へ押し出すように指でなでてください。

台紙から細い部分や角をはがすときは、ゆっくり進めます。勢いよくはがすと、細い線が切れたり伸びたりします。

転写タイプのウォールステッカーの使い方

転写式の英字ウォールステッカー

転写タイプは、転写シートにステッカーを移してから壁に貼り、最後に転写シートだけをはがす使い方です。

細い文字や英字のデザインに多いのが転写タイプです。ステッカー、転写シート、ヘラの3つがセットになっていることが多いです。

転写タイプのウォールステッカーを貼る順番

  1. ステッカーの上に転写シートを、端から少しずつ貼る
  2. ヘラで真ん中から外へこすり、転写シートとステッカーの間の空気を抜く
  3. パーツごとに貼りたいときは、はさみで切り分ける
  4. マスキングテープで壁に仮止めして、位置を決める
  5. 台紙だけをゆっくりはがす。ステッカーは転写シート側に残る
  6. 壁にしわが寄らないように貼り、ヘラで上からしっかりこする
  7. 転写シートを、壁に沿わせるように低い角度でゆっくりはがす

5で台紙側にステッカーが残ってしまったら、いったん台紙を戻して、ヘラでもう一度こすってから再びはがしましょう。

転写タイプは、一度壁に貼ると貼り直しができません。仮止めの段階で位置をしっかり決めておくのが、きれいに仕上げるいちばんの方法です。

ウォールステッカーを使うときの注意点

何度も貼り直すこと、直射日光の当たる壁、湿気の多い場所の3つは避けたほうがいいです。

何度も貼り直すとウォールステッカーの粘着が弱くなる

シールタイプは貼り直しができますが、貼ってはがすたびに粘着面にほこりがつき、くっつく力が弱くなります。仮止めで位置を決めておけば、貼り直す回数を減らせます。

日が当たる壁はウォールステッカーの形に日焼け跡が残る

窓の近くなど直射日光が当たる壁に長く貼っていると、ステッカーの周りの壁紙だけが日焼けします。はがしたあと、ステッカーの形に色の違う跡が残ることがあります。

日当たりのよい壁に貼るなら、季節ごとに貼り替える前提で使うと跡が目立ちにくいです。

浴室や洗面所は防水のウォールステッカーを選ぶ

ふつうのウォールステッカーは、湿気が多い場所だと端から浮いてきます。浴室や洗面所、トイレに貼るなら、パッケージに防水や水回り用と書かれたものを選びましょう。

ウォールステッカーのはがし方は温めてから端をゆっくり

ウォールステッカーは、ドライヤーの温風で温めて粘着をやわらかくしてから、端から壁に沿わせるようにゆっくりはがすと跡が残りにくいです。

  1. ドライヤーの温風を、壁から少し離してステッカーの端に当てる
  2. 端が少し浮いてきたら、指でつまむ
  3. 壁と平行に近い低い角度で、ゆっくり引っぱる
  4. 途中で止まったら、またその部分を温めてからはがす

上に向かって勢いよく引っぱると、壁紙の表面まで持ち上がることがあります。急がずに、少しずつはがすのが跡を残さないやり方です。

粘着が壁に残ってしまったときは、薄めた台所用の中性洗剤をスポンジにつけて、軽くこすって落とします。そのあと、水拭きと乾拭きをしておきましょう。

シンナーやアルコールで粘着を落とそうとすると、壁紙の色が落ちたり、表面が傷んだりすることがあります。使う前に、目立たない場所で試してください。

賃貸でウォールステッカーを使うなら目立たない場所で試し貼り

賃貸の部屋でウォールステッカーを使うなら、家具の裏など目立たない場所に小さなパーツを数日貼って、きれいにはがせるか試してから本番に貼ると安心です。

同じビニールクロスでも、壁紙の製品や貼ってからの年数で、はがれやすさが違います。試し貼りをしておけば、はがすときに壁紙が傷むかどうかを先に確かめられます。

退去するときは、部屋を借りたときの状態に戻す決まりがあります。壁紙を傷めたときの扱いは契約によって違うので、心配なときは管理会社や大家さんに先に聞いておきましょう。

どうしても壁に直接貼るのが不安なら、壁にマスキングテープを貼り、その上にウォールステッカーを貼る方法もあります。小さいステッカーなら、この方法で十分に使えます。

ウォールステッカーの使い方で押さえる順番は、壁の素材を確かめる、ほこりを拭く、仮止めする、中心から外へ押さえる、の4つです。はがすときはドライヤーで温めてから、ゆっくり低い角度ではがしましょう。

まずは貼りたい壁を指で触って、素材を確かめるところから始めてみてください。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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