なめたネジに出会ったら、まずはこれを試してほしい
DIYをやっていると避けて通れないのが「なめたネジ」との遭遇です。 ドライバーを回した瞬間にズルッと滑る、あの絶望感は経験した人にしかわかりません。

ネジはずしビットを選ぶポイントは、対応するネジのサイズと、自分が持っている電動ドライバーに取り付けられるかどうかです。 六角軸6.35mmのビットなら、ほとんどのインパクトドライバーや電動ドライバーに対応しています。
2. ビットの軸径(六角軸6.35mmが標準)
3. セット内容(ドリルビット付きだと下穴あけも1本で完結)

ネジはずしビットのランキング5選
第1位:ベッセル ネジはずしビット ハズセルシリーズ +3×100 HZ163100

ベッセルの「ハズセル」は、なめたプラスネジを回すためだけに作られた専用ビットです。 普通のドライバービットと同じ感覚で使えるのに、なめたネジにガッチリ食いつくのがすごいところ。
試しに、家の古い棚のなめかけたネジに使ってみたんですが、ドライバービットを押し当てて回すだけで、ウソみたいにスルッと回りました。 下穴をあける必要がないので、作業が圧倒的に早いです。

サイズは+1、+2、+3と展開されているので、外したいネジに合ったものを選んでください。
第2位:ベッセル ネジはずしビット スリム 2種 M3〜M6用 NEJ-45

こちらもベッセル製ですが、エキストラクター方式のネジはずしビットです。 なめたネジの頭にドリルで下穴をあけて、逆回転で食い込ませながら外すタイプです。
ドリルビットとエキストラクタービットがセットになっているので、これ1つで下穴あけからネジ外しまで完結します。 M3〜M6サイズのネジに対応しているので、家庭のDIYならだいたいカバーできます。

スリム形状なので、狭い場所のネジにもアクセスしやすいのが地味に助かるポイントです。 ただ、M3より小さいネジには使えないので、精密機器のネジには別の製品を用意する必要があります。
第3位:アネックス なめたネジはずし 精密用 ハンドル付 M1〜2.6 No.3610-N

メガネやスマホ、ゲーム機などの超小さいネジを外すならこれ一択です!! M1〜M2.6という極小サイズに対応していて、ハンドル付きなので手回しで繊細な作業ができます。
電動ドライバーだと力が入りすぎて壊してしまうリスクがある精密ネジを、手の感覚で慎重に外せるのがこの製品の良いところです。

逆に言えば、一般的なサイズのネジ(M3以上)には使えません。 あくまで精密機器専用と割り切って購入してください。
第4位:Mel Japan なめたネジはずしビット ドライバービット付き5本セット

5本セットでいろいろなサイズのネジに対応できるお得なセットです。 ドライバービットも付属しているので、下穴あけ用のドリルを別途用意する必要がありません。
開封してすぐ使えたのが良かったです。 サイズ別に色分けされていて、どのビットをどのネジに使えばいいか直感的にわかるのが初心者にはありがたいポイントです。

日常のDIYで「とりあえず1セット持っておきたい」という方には十分な品質です。 プロの現場で毎日使うにはちょっと心配ですが、月に数回の作業なら問題なく使えます。
第5位:GLOWZEN なめたネジはずし エキストラクター 5本セット 収納ケース付き

収納ケース付きで整理しやすいエキストラクターセットです。 5本入りでいろいろなサイズのネジに対応しており、ケースがあるので工具箱の中でバラバラにならないのが地味にうれしいです。
HSS鋼(高速度鋼)素材を使っていて、硬いネジにも折れにくいのが特徴です。 実際にサビて固着した古いネジに使ってみましたが、問題なく食い込んで外せました。

注意点としては、電動ドライバーの回転方向を「逆回転」に切り替える必要があること。 これを忘れるとネジを締める方向に回してしまい、状況が悪化します。
ネジはずしビットの比較表
| 商品名 | メーカー | 対応サイズ | 方式 | 初心者の使いやすさ(5段階) | 固着ネジへの食いつき(5段階) |
|---|---|---|---|---|---|
| ハズセル HZ163100 | ベッセル | +3ネジ用 | 特殊形状 | 5 | 3 |
| NEJ-45 スリム | ベッセル | M3〜M6 | エキストラクター | 3 | 5 |
| No.3610-N 精密用 | アネックス | M1〜M2.6 | 手回し | 4 | 4 |
| 5本セット | Mel Japan | 複数サイズ | エキストラクター | 4 | 3 |
| エキストラクター5本 | GLOWZEN | 複数サイズ | エキストラクター | 3 | 5 |

ネジはずしビットの正しい使い方と失敗を防ぐコツ
ネジはずしビットは正しく使わないと、ビットが折れたりネジの状態がさらに悪くなったりします。 ここでは使い方のコツを紹介します。
電動ドライバーの回転速度は最低にしてください。 高速で回すとビットが滑って余計にネジ頭を痛めます。 ゆっくり、じわじわと力を加えるのが大事です。
ネジはずしビットは「回す力」より「押し付ける力」がカギです。 しっかり押し込みながら回すことで、ビットがネジ頭に食い込みます。
サビて固着したネジには、CRC-556などの潤滑剤を吹きかけてから10分ほど待つと、格段に外しやすくなります。

ネジはずしビットと一緒に揃えたいアイテム
ネジはずしビットだけでは対応しきれない場面もあります。 一緒に持っておくと安心なアイテムを紹介します。
ネジ頭が少しでも出ていれば、掴んで回して外せます。 ビットが使えないほどなめてしまった場合の最終兵器です。
潤滑スプレー(CRC-556など)
サビや固着で動かないネジに吹きかけておくと、浸透して緩みやすくなります。 ネジはずしビットとの併用で成功率が上がります。
衝撃ドライバー(ショックドライバー)
ハンマーで叩いて衝撃を与えながら回すタイプのドライバーです。 固着がひどいネジに有効で、ビットと合わせて持っておくと心強いです。

ネジをなめにくくする予防策
そもそもネジをなめないのが一番です。 ここでは日頃からできる予防策を紹介します。
●宇佐美DIY工具や電動工具を得意分野としたプロライター。 工具メーカーの担当者やホームセンターの販売スタッフへのリサーチをもとに記事を執筆しています。 初心者でもわかりやすい情報をお届けしています。


