車のスピーカーケーブル交換って効果あるの?正直な感想
スピーカーやアンプを交換した後、次に気になるのがケーブルです。 「ケーブルを変えたら音が変わる」と言われますが、ぶっちゃけ半信半疑な方も多いと思います。

ケーブルの効果を感じやすいのは、スピーカーとアンプをすでに交換している人です。 純正スピーカーのままケーブルだけ替えても正直ほとんど分かりません。 アップグレードの順番としてはスピーカー→アンプ→ケーブルが基本です。

車用スピーカーケーブルの売れ筋5製品をランキングで紹介
第1位:ENDY ESC-0720 スピーカーケーブル 7m

ENDYのスピーカーケーブルはAmazonのカーオーディオケーブル部門で長く売れている定番品です。 7mの長さがあるので、フロントドアまでの配線なら十分に足ります。
実際に使ってみると、純正の細いケーブルと比べて音の輪郭がほんの少しハッキリした印象を受けました。 劇的な変化ではないですが、ボーカルの声の芯が通るようになった感じです。
価格も手頃なので「とりあえずケーブルも替えてみようかな」という人にちょうどいいです。 銅線の品質も悪くなく、被覆もしっかりしているので作業中に芯線を傷つけにくいのも助かります。
ただ、7mだとリアドアまでは長さが足りない場合があります。 リアも交換するなら2本必要です。

第2位:オーディオテクニカ AT-BC16/10.0 車載用スピーカーケーブル 10m

オーディオテクニカはヘッドホンやマイクで有名なメーカーですが、カーオーディオ用ケーブルも定評があります。 10mの長さがあるので、フロントだけでなくリアドアまで1本で届く車種も多いです。
OFC(無酸素銅)を使っていて、信号のロスが少ないのがセールスポイント。 実際に聴き比べてみると、ENDYよりわずかに中高音域のクリアさが上で、シンバルやアコースティックギターの響きが自然に感じました。
10mあれば大半の車種でフロント2本分を取れるので、長さの心配がいらないのもいいところです。
デメリットとしては、16ゲージなのでパワーのあるアンプと組み合わせるには少し細めかもしれません。 高出力アンプを使っている方は14ゲージのモデルを選んだほうがいいです。

第3位:ケンウッド CA-SP130 ベーシックOFCスピーカーコード 3m 2本1組

ケンウッドのスピーカーコードは3m×2本のセットで、フロントドアの左右分がちょうど揃います。 ケンウッドのスピーカーとセットで使えば相性の心配がないのがメリットです。
OFC導体で、被覆もきれいに剥けるので作業性がいいです。 3mという長さはフロントドアまでなら問題ありませんが、ナビ裏から引き回す場合はギリギリになることもあります。 事前に必要な長さを測っておくのが無難です。
音質面では正直、ENDYやオーディオテクニカと大きな差は感じませんでした。 ケンウッド製品で統一したい人にはいいですが、純粋にケーブル性能だけで選ぶなら他の選択肢も十分アリです。

第4位:F-Factory スピーカーケーブル 3.5mm ミニプラグ-先バラ 5m×2本

F-Factoryのケーブルは3.5mmミニプラグと先バラの組み合わせで、スマホやポータブルプレーヤーからアンプに接続するときに使えます。 通常のスピーカーケーブルとは用途が少し異なるので注意が必要です。
5m×2本セットで、左右チャンネルを別々に引き回せます。 ポータブルオーディオを車内で使う人にはありがたい長さです。
ただ、これはあくまで「ミニプラグ接続用」なので、ヘッドユニットからスピーカーへの直結には使えません。 購入前に自分の接続方法を確認してください。

第5位:LCYOUTH バナナプラグ付スピーカーケーブル 高純度OFC 1.5m×2本

LCYOUTHのケーブルはバナナプラグが最初から付いているタイプです。 バナナプラグ端子があるアンプに差し込むだけで使えるので、端末処理の手間が省けます。
高純度OFC導体を使っていて、ケーブル自体の品質は悪くありません。 でも1.5mという長さは車載用としてはかなり短く、シート下のアンプからすぐ近くのスピーカーに繋ぐくらいの距離しかカバーできません。
正直、車用というよりは家庭用オーディオ向けの製品です。 車内で使うなら設置場所をよく考えてから購入してください。

スピーカーケーブル5製品の比較表
| 商品名 | 長さ | 導体 | 音のクリアさ | 作業しやすさ | 車載での使いやすさ | コスパ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ENDY ESC-0720 | 7m | 銅線 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| オーディオテクニカ AT-BC16 | 10m | OFC | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| ケンウッド CA-SP130 | 3m×2本 | OFC | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| F-Factory VM-4037 | 5m×2本 | 銅線 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| LCYOUTH バナナプラグ付 | 1.5m×2本 | OFC | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
ケーブル交換と合わせて用意したい配線グッズ
ケーブルを交換するときは、周辺の配線グッズも揃えておくとスムーズに作業できます。
ケーブルの先端に圧着して接続するための端子です。 オス・メスのセットを用意しておけば、どんな接続にも対応できます。 電工ペンチとセットで揃えましょう。
接続部分の絶縁と防水に使います。 ビニールテープでも代用できますが、熱収縮チューブのほうが見た目がきれいで、経年劣化でベタベタになりません。
ドアのヒンジ部分やダッシュボード裏にケーブルを通すときに使う細い棒状の工具です。 これがないとケーブルを狭い場所に通すのにものすごく苦労します。

ケーブルを替えるときに覚えておきたいこと

宇佐美
カーオーディオ専門店スタッフやケーブルメーカーの担当者への取材をもとに記事を執筆。 価格と効果のバランスを意識した情報をお届けしています。


