災害時も通勤中も使える充電式ポータブルラジオ5選。家電量販店スタッフへの取材と筆者の実使用レビューを交えて紹介します!

充電式ポータブルラジオが今選ばれている背景
災害への備えとして注目され始めた充電式ポータブルラジオ。スマホと違って、電波塔直結の地上波が受かるため、通信がダウンしても情報が取れる強みがあります。
家電量販店のオーディオ担当者にリサーチしたところ、「2024年以降、モバイルバッテリーと兼用できるUSB-C充電のモデルが売れ行きを伸ばしている」との話でした。
筆者も普段の通勤カバンに小型ラジオを1台忍ばせていますが、地方のトンネル区間で電波が入らないときに、AM放送の存在感に救われた経験があります。
1. スマホと充電器を共有できる
2. 乾電池の買い置きが不要
3. 台風・地震などの災害時に情報ソースとして独立して機能
5モデルを並べて比較:独自の体験ベース評価
今回紹介する5モデルを、スペックだけでなく実使用での体験をもとに比較します。
| 商品名 | 価格帯 | 持ち運び快適度5段階 | 机置き時の安定感5段階 | AM感度(筆者体感) | 防災用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| GRANPLE | 低 | ★★★★★ | ★★★ | 良い | ◎ |
| Retekess V115 | 低 | ★★★★ | ★★★ | 普通 | ○ |
| Gemean J-429SW | 中 | ★★★★ | ★★★★ | 良い | ○ |
| コイズミ SAD-7230 | 中 | ★★★ | ★★★★★ | とても良い | ○ |
| XHDATA D-328 | 低 | ★★★★★ | ★★★ | 普通 | ○ |
充電式ポータブルラジオおすすめ5選
第1位:GRANPLE 充電式コンパクトラジオ AM/FM ポータブル 防災

筆者が最初に手に取ったのがこのGRANPLE。掌にすっぽり収まる大きさで、胸ポケットにも入るスリムさです。
通勤電車で使ったときは、イヤホン接続で通勤1時間を余裕で乗り切ってくれました。正直、AMの感度は高級機と比べて一段劣る印象で、鉄筋コンクリート内では電波が不安定になるのが惜しいところです。
防災リュックに入れっぱなしで3ヶ月放置しても、USB-Cでサッと満充電に戻せたのは地味に偉い!!モバイルバッテリー頼みの人ほど使いこなせます。

胸ポケットに入る最軽量クラス
第2位:Retekess V115 小型短波ラジオ AM/FM/SW USB-C充電式

ラジオ好きの先輩から勧められて手に入れたのがRetekess V115。短波放送(SW)まで受信できるのがポイントです。
日本ではあまりなじみのない短波ですが、海外の日本語放送(NHKワールドなど)を拾える可能性があるため、海外旅行や長期の船上滞在を想定する方に向いています。筆者自身は、眠れない深夜に短波を流しながら本を読むという使い方で楽しんでいます。
ただ、MP3再生機能が付いている分、メニュー操作がやや独特。ラジオ単体機に比べるとボタン配置に慣れが必要で、初見では戸惑う人が多いはずです。
短波受信&MP3再生もできる多機能モデル
第3位:Gemean J-429SW ポータブル USB ラジオ 充電式 ワイドFM AM 短波

Gemeanは中華ブランドながら、日本のワイドFMへの対応がしっかりしていて、地方のAM放送を遠距離でも掴んでくれる実力派です。
筆者が鳥取市内で試したところ、民放のAM局が昼夜問わずクリアに受信できました。感度だけで言えばこの5台の中で2番目にいい印象です。スピーカーの音質もいわゆるラジオ特有の高音寄りではなく、AMの人声が芯のある太めの音で聞こえてきます。
バッテリー持ちは約18時間とのメーカー情報でしたが、実際はスピーカー出力中音量で12〜14時間ほど。外で1日使うには十分でした。
AM遠距離受信に強い音質派モデル
第4位:コイズミ AM/FMラジオ 縦型 USB充電 乾電池 電源切替式 SAD-7230

国内家電メーカー・コイズミの縦型モデル。筆者が家電量販店でスタッフさんに売れ筋を聞いたところ、シニア層にじわじわ支持されているとのこと。
USB充電と乾電池の切り替えスイッチが背面にあり、充電が切れたら単3電池に差し替えて使えます。これが防災目線では非常にありがたく、「電源手段が2系統ある」というだけで精神的にラクです。
ボタンが大きめで、目が疲れた夜でも迷わず操作できます。個人的には母(70代)へのプレゼント候補の1位にしています。

USBと乾電池の2電源で防災にも強い
第5位:XHDATA D-328 小型ポータブルラジオ 充電式 FM/AM/SW

XHDATAはラジオ愛好家の間では名の知れたブランドで、D-328は1,500円前後の入門モデルです。
価格の割にFM/AM/SWがすべて聞ける構成で、旅行用のサブ機としてカバンに突っ込んでおくのに向いています。筆者が週末キャンプに持ち出したら、テントの中でFMを流しながら読書するのが新しい楽しみになりました。
ただ、安価ゆえに筐体の塗装がやや傷つきやすく、鞄の中で鍵と擦れて数ヶ月でスレが出ました。ケースに入れて持ち運ぶ前提で買うのがおすすめです。
1,500円前後で3バンド対応のエントリー機
買う前にチェックしたいポイント3つ
筆者が家電量販店でヒアリングしてきた、失敗しづらい選び方の視点を紹介します。
ポータブルラジオを長く使うコツ
買っただけでは宝の持ち腐れ。筆者が家電量販店スタッフから聞いたコツを紹介します。
1. 週に1回は電源を入れ、バッテリーを使い切った状態を放置しない。
2. 旅行先ではホテルの金属フレームが電波障壁になるので窓際に置く。
3. 非常持出袋に入れる場合、USBケーブルと乾電池を一緒にパッキングする。

合わせて揃えたい関連アイテム
充電式ポータブルラジオの実力を引き出すなら、以下のサブアイテムを一緒に揃えるのが近道です。
特にモバイルバッテリーは、普段使いでも外出先でのラジオ長時間再生を支えてくれる相棒です。筆者は防災リュック内に1台、普段のカバンに1台、合計2台を運用しています。
●竹内 正樹ポータブルオーディオや防災ガジェットを得意とする筆者。家電量販店オーディオ担当者への取材と、自身の通勤・旅行での実使用リサーチをもとに記事を執筆しています。実体験に基づく本音の視点を大切にしています。


