Cat7のLANケーブル、気になるけど本当に必要? ノイズに強い二重シールド構造で、ゲームや配信を本気でやる人には心強い存在です。
Cat7 LANケーブルを選ぶときに見ておくべきこと
Cat7はCat6aと同じ10Gbps対応ですが、帯域幅が600MHzとCat6aの500MHzより広く、ノイズ耐性が高い二重シールド(S/FTP)構造になっています。 ゲーム中のわずかなラグや、4K動画のストリーミングで微妙にカクつくのが気になる人には恩恵があります。

ぶっちゃけ、家庭の回線が1Gbpsならcat6aとCat7の速度差はほぼ体感できません。 でもシールドの差でノイズには強いので、電子レンジやルーターの近くをケーブルが通る環境なら意味があります。
選ぶときに見ておきたいのはこの3つです。
必要な長さ(短すぎ・長すぎは禁物)
シールドの種類(S/FTPかS/STPか)
フラットタイプはドアの隙間やカーペット下を通せる反面、曲がりに弱いデメリットがあります。 丸型は耐久性が高くて長距離配線に向いています。
LANケーブル Cat7おすすめ5選
第1位:UGREEN LANケーブル CAT7 メッシュ 10Gbps 0.5M

デスク周りのちょっとした接続にはこれが最高です。 0.5mの短さで取り回しがよく、ルーターの隣にPCを置いている人やスイッチングハブからの接続にちょうどいいサイズです。
メッシュ被覆がしっかりしていて、触った感じも安っぽさがありません。 実際にデスクトップPCとハブの間につないで使っていますが、ケーブルが短いのでデスク裏がスッキリしました。
600MHz帯域の二重シールドが0.5mで1,000円以下って、正直かなりお得です!! デメリットは長さのバリエーションが少ない点。 5m以上がほしい人には向いていません。
UGREEN LANケーブル CAT7 メッシュ 10Gbps/600MHz 爪折れ防止 0.5M
短距離接続にベストなメッシュCat7
第2位:LINKUP Versiv認証 LANケーブル Cat7 S/FTP 二重シールド 7.6M

品質にこだわるならLINKUPの一択です。 Fluke Versiv認証を取得していて、工業グレードの品質テストをクリアしています。 ケーブルを触ると他の製品との違いが分かるくらい、シールドの厚みが違います。
7.6mという長さはリビングから隣の部屋まで引くのにちょうどいいサイズ。 実際に壁沿いに這わせて使っていますが、シールドがしっかりしているぶんケーブルに重みがあって、勝手にズレにくいのは意外なメリットでした。

Versiv認証はプロの現場でも使われる品質基準です。 家庭用としてはオーバースペックかもしれませんが、「確実に高品質なものがほしい」という方には間違いない選択肢ですね。
価格は他の製品より高めなのがネック。 コスパ重視の方には向いていませんが、長く使うなら元は取れます。
LINKUP Versiv認証 LANケーブル Cat7 S/FTP 二重シールド 10ギガビット 7.6M
Fluke認証の工業グレードCat7ケーブル
第3位:Veetop CAT7 LANケーブル フラット 50M

50mの超ロングケーブルです。 戸建ての1階から2階、あるいは別棟まで引きたい人向け。 フラットタイプなので窓枠やドアの隙間を通して配線できます。
750MHzと帯域幅がCat7の中でも広いのが特徴。 STPシールドと金メッキコネクタで、長距離でもノイズに強い構造です。 50mを配線してみたところ、速度の低下はほぼ感じませんでした。

50mは余るくらいの長さなので、余った分は束ねずに大きくループさせて置いてください。 きつく束ねるとノイズの原因になることがあるので、そこだけ気をつけてくださいね。
50mもあるとケーブル自体の重量がそれなりにあるので、壁に固定する際はケーブルクリップを多めに使ったほうがいいです。
Veetop CAT7 LANケーブル フラット 10Gbps 750MHz STP 金メッキ 50M
50mの超ロングフラットケーブル
第4位:MSL FORCE LANケーブル CAT7 フラットタイプ 3m

3mのフラットCat7としてはかなりコスパがいい1本です。 金メッキコネクタ付きで見た目にも安っぽさがなく、ケーブルの厚みが薄いのでドアの下を通しても引っかかりません。
最初は「この価格で大丈夫かな」と不安でしたが、3ヶ月使った今でも通信は安定しています。 ゲーム用にPS5とルーターをつないでいますが、ラグの増加もなく問題なく使えています。
注意点としては、フラットタイプ全般に言えることですが丸型に比べると外部からの衝撃に弱いです。 椅子のキャスターで踏むような場所に這わせるのは避けたほうが安全です。
MSL FORCE LANケーブル CAT7 フラットタイプ 10Gbps 600MHz 金メッキ 3m
コスパ良好な3mフラットCat7
第5位:シズカウィル LANケーブル CAT7 フラットタイプ 1m

1mの極短Cat7ケーブルです。 ルーターとハブの間、モデムとルーターの間など、機器同士が近い場所の接続に使います。
パッケージを開けてすぐの印象は「薄いのにしっかりしてる」。 フラットなのにコネクタ部分の作りがしっかりしていて、差し込んだときのカチッという感触が好印象でした。
微妙に感じたのはケーブルの色がホワイトのみという点。 黒いルーターに白いケーブルだとやや目立ちます。 とはいえ1mなら隠すのも簡単なので大きな問題ではありません。
シズカウィル LANケーブル CAT7 フラットタイプ 1m
機器間の短距離接続にちょうどいい1m
Cat7 LANケーブルをつないだあとの初期設定
ケーブルをつないだだけで自動的に有線接続になるPCがほとんどですが、Wi-Fiが優先されてしまうケースもあります。
Macは「システム設定」→「ネットワーク」でEthernetの優先度を上げる
接続後にスピードテストサイトで速度を確認しておくと安心

接続後にfast.comやSpeedtest.netで速度を測ってみてください。 Wi-Fi時との違いに驚く人が多いですよ。 もし速度が変わらない場合、ルーター側のポートが1Gbps止まりの可能性があります。
Cat7と一緒に用意しておくと便利なアイテム
ケーブル単体で完結することも多いですが、配線をきれいに仕上げるなら以下のアイテムがあると便利です。
ケーブルタイ(余ったケーブルをまとめる、ただしきつく締めすぎないこと)
スイッチングハブ(有線接続する機器が複数あるとき)
LANコネクタ保護キャップ(使っていないポートの埃防止)
Cat7とCat6aで迷ったらどっちを選ぶべき?
正直に言うと、今の家庭用回線(1Gbps〜10Gbps)ではCat6aとCat7の速度差を体感することは難しいです。 どちらも10Gbps対応で、日常使いなら十分すぎる性能です。
帯域幅が600MHzとCat6aより広い
電子レンジやルーターの近くを通す配線に有利
ノイズが多い環境(電子レンジの近く、多数の電子機器が密集しているラック周辺)ではCat7のシールドが効果を発揮します。 そうでなければCat6aで十分です。 予算に余裕があるならCat7を選んでおけば間違いないですが、「絶対にCat7じゃなきゃダメ」という場面はそう多くありません。
●宇佐美ネットワーク機器やPC周辺アクセサリーの筆者です。 今回はLANケーブル専門メーカーの担当者と家電量販店のスタッフにリサーチを行い、Cat7ケーブルの売れ筋傾向と選び方を取材しました。


