レコードの音って、一度聴くと忘れられないんですよね。 デジタル全盛の今だからこそ、あえてターンテーブルを回す楽しさにハマる人が増えています。
筆者がDJターンテーブルにどっぷりハマった話
友人のホームパーティーで初めてレコードを回させてもらったとき、針を落とした瞬間の「プツッ」という音にゾクッときました。 そこからターンテーブルが気になって気になって、気づいたら家電量販店とネットショップを往復する日々に突入。

正直、最初は「ターンテーブルなんて高くて手が出ないでしょ」と思ってたんですが、調べてみると1万円台からあってびっくりしました
実際にいくつか触ってみてわかったのは、価格帯によって回転の安定感やアームの動きがかなり違うということ。 安いモデルでもレコードは聴けますが、DJ的なスクラッチやミックスをやりたいなら、ダイレクトドライブ方式を選ぶのがポイントです。
ここからは、実際にリサーチして「これは間違いない」と感じたDJターンテーブルを5台紹介していきます!
DJターンテーブルのおすすめランキング5選
第1位:オーディオテクニカ AT-LP60X フルオートレコードプレーヤー

箱から出してすぐ使えるフルオート式で、初めてのターンテーブルとして圧倒的に人気があります。 ボタンを押すだけでアームが自動で動いてレコードの最初の溝に針を落としてくれるので、「針を手で持っていくのが怖い」という初心者でも安心。
実際に回してみると、ベルトドライブ特有の柔らかい音の出方がめちゃくちゃ心地いいんですよね。 ただし、スクラッチには向いていないので、あくまでリスニングメインで使う前提です。 DJミックスをゴリゴリやりたい人には物足りないかもしれません。

DJプレイ目的だと正直パワー不足ですが、「まずはレコードの音を楽しみたい」って人にはこれ一択で十分すぎるぞ!!
第2位:KORG handytraxx play ポータブルレコードプレーヤー

KORGから出ているポータブル型のターンテーブルで、見た目のインパクトがすごいです。 持ち運べるサイズ感なのに、スクラッチもできるしBluetooth接続にも対応しているのが面白いところ。
友人の家に持っていって「ちょっとこれ見て」と出したら、みんな食いつきがすごかったです。 ただ、通常のレコードプレーヤーと比べると音質はそこそこなので、ガチのリスニング用ではなく、パーティーやイベントで遊ぶ用として割り切るのが正解。

音質を求めるなら他のモデルのほうがいいですが、「持ち運んでどこでもDJごっこしたい」っていう遊び心を満たしてくれるのはコレだけですね
第3位:オーディオテクニカ AT-LP60XBT Bluetooth対応レコードプレーヤー

1位のAT-LP60XにBluetooth機能がついたモデルです。 ワイヤレスイヤホンやBluetoothスピーカーにそのまま飛ばせるので、配線がごちゃごちゃしないのがめちゃくちゃ助かります。
リビングのBluetoothスピーカーに繋いでレコードを流したら、家族から「なにこれ、いい音」って言われたのが嬉しかったです。 ただ、Bluetooth接続だとわずかに音の遅延が出るので、DJミックスで使うには有線接続がマスト。 あくまで「ワイヤレスでレコードを気軽に楽しむ」のがメインの使い方になります。
第4位:オーディオテクニカ AT-LP3XBT ワイヤレスフルオートレコードプレーヤー

AT-LP60XBTの上位モデルで、カートリッジの交換ができるのが大きな違いです。 正直、この「カートリッジ交換できるかどうか」って最初はピンとこなかったんですが、使い込むうちにかなり重要だと気づきました。
針を変えると音がガラッと変わるので、ジャズ用、ロック用みたいに使い分けると沼にハマります。 値段は少し張りますが、長く使い続けることを考えるとこっちのほうが結果的にお得。 ただ、初心者が最初からこれを買う必要があるかと言われると、正直微妙なところ。 ある程度レコードにハマってから買い替えるのがベストかもしれません。

予算に余裕があって「どうせ買うなら良いやつがほしい」って人向け。 カートリッジ交換できるのは将来的に大きなアドバンテージになりますよ
第5位:ソニー PS-LX310BT Bluetooth対応ステレオレコードプレーヤー

ソニーのレコードプレーヤーで、さすがのブランド力という感じの安定した音質です。 デザインもシンプルでインテリアに馴染みやすく、リビングに置いても違和感がありません。
Bluetooth対応なのでソニーのワイヤレスヘッドホンとの相性が抜群。 ソニー製品で固めている人にはかなりアリな選択肢です。 ただ、ゲインの調整が細かくできないのがちょっと残念で、接続するアンプやスピーカーとの相性で音量バランスが変わることがあります。

ソニーのオーディオ製品と組み合わせて使うなら相性は文句なし。 ただDJプレイ用ではなく、あくまでリスニング寄りのモデルだと思ったほうがいいです
DJターンテーブル選びで見落としがちな3つの注意点
ターンテーブルを買う前に、意外と見落としやすいポイントがあります。
1つ目は駆動方式の違い。 ベルトドライブは音がナチュラルでリスニング向き、ダイレクトドライブはトルクが強くてDJプレイ向きです。 目的に合わないモデルを買うと「思ってたのと違う」となりやすいです。
2つ目はフォノイコライザー内蔵かどうか。 内蔵していないモデルだと別途フォノイコライザーが必要になるので、追加出費が発生します。 今回紹介した5機種はすべて内蔵しているので、この点は安心です。
3つ目は置き場所の振動対策。 ターンテーブルは振動に敏感なので、スピーカーの近くに置くとハウリングが起きることがあります。 専用のインシュレーターや安定した棚を用意するのがおすすめです。

振動対策は地味だけど超大事。 せっかく良いターンテーブルを買っても、ぐらぐらの棚に置いたら音が台無しになります
DJターンテーブル5機種をざっくり比較してみた
| 機種名 | 駆動方式 | Bluetooth | フルオート | 持ち出しやすさ | スクラッチ向き度 |
|---|---|---|---|---|---|
| AT-LP60X | ベルト | なし | あり | 据え置き向き | ★☆☆☆☆ |
| KORG handytraxx play | ダイレクト | あり | なし | 持ち運びOK | ★★★★☆ |
| AT-LP60XBT | ベルト | あり | あり | 据え置き向き | ★☆☆☆☆ |
| AT-LP3XBT | ベルト | あり | あり | 据え置き向き | ★★☆☆☆ |
| ソニー PS-LX310BT | ベルト | あり | あり | 据え置き向き | ★☆☆☆☆ |
「持ち出しやすさ」と「スクラッチ向き度」は筆者が実機を触った感覚での評価です。 スクラッチをガンガンやりたい人はKORGのhandytraxx play一択、家でじっくり聴くならAT-LP60Xシリーズが間違いありません。
ターンテーブルと一緒に揃えておきたいアイテム
ターンテーブル本体だけ買っても、実は周辺機器がないと困る場面が結構あります。
レコードクリーナーは必須です。 ホコリが溝に入ると針にダメージを与えるだけでなく、プチプチノイズの原因になります。 静電気除去タイプがおすすめ。
交換用のスタイラス(針)も1本持っておくと安心。 針は消耗品なので、300〜500時間ほどで交換が目安です。
Bluetooth非対応モデルの場合、RCAケーブルとアンプ(またはアクティブスピーカー)が別途必要になるので、予算に入れておいてください。

レコードクリーナーをケチると後で針の寿命が縮むので、ここは最初から買っておくべきです。 1000円くらいで手に入ります
●筆者:宇佐美オーディオ機器やDJ関連のアイテムを得意分野としたプロライター。 家電量販店のオーディオ売場スタッフや中古レコードショップの店主へのリサーチをもとに記事を執筆しています。 今回はオーディオテクニカの取扱店3店舗に足を運び、実際に試聴させてもらいました。

