25鍵MIDIキーボードって実際どう?買う前に知っておくこと
25鍵のMIDIキーボードは、デスクの上に置いても邪魔にならないサイズ感がいちばんの魅力です。

選ぶときに見るべきポイントはざっくり3つです。
パッドが付いていればドラム打ち込みがラクになります。 ノブがあるとDAW上のフェーダー操作がマウスなしでできます。
2. 鍵盤の押し心地
ミニ鍵盤かフルサイズ鍵盤かで弾き心地が全然違います。 コンパクトさ重視ならミニ鍵盤、弾き心地重視ならフルサイズです。
3. DAWとの相性
付属DAWが自分の環境に合うかどうかも大事です。 Ableton使いならNovation、Logic使いならKORGあたりが相性いいです。

MIDIキーボード25鍵のおすすめランキング5選
第1位:Donner N-25 MIDIキーボード 25鍵

箱を開けてUSBケーブルを挿したら、5秒でDAWに認識されました。 ドライバのインストールすら不要で、正直拍子抜けするほどカンタンです。
ベロシティ対応の25鍵ミニ鍵盤に加えて、8つのバックライト付きパッドと8つのノブが付いています。 この価格帯でここまで機能が詰まっているモデルはなかなかないです。
注意点として、ミニ鍵盤なので指が太い人はちょっと窮屈に感じるかもしれません。 筆者も最初は鍵盤が小さすぎて「うーん」と思いましたが、1週間で慣れました。
コスパ最強クラスの25鍵!パッド&ノブ付き
第2位:Akai Professional MPK Mini MK3

DTMをやっている人なら一度は名前を聞いたことがあるんじゃないでしょうか。 世界中のDTMユーザーに愛されている25鍵MIDIコントローラーです。
8つのMPCスタイルパッドはベロシティ対応で、指ドラムの感触がめちゃくちゃ気持ちいいです。 叩いた強さがそのまま音量に反映されるので、打ち込みでも生っぽいニュアンスが出ます。

MPC Beats、Akai Pro MPC Beats Plugin、各種サウンドライブラリが無料で付属するので、追加投資なしで始められます。 注意点としては、ミニ鍵盤のキータッチが独特なので楽器店で試奏してから買うのが安心です。
世界的ベストセラー!MPC品質のパッドが最高
第3位:KORG microKEY-25

「とにかくシンプルに鍵盤だけほしい」という人にはこれ一択です。 パッドもノブもない代わりに、鍵盤の弾き心地に全振りしたモデルです。
KORGのナチュラルタッチミニ鍵盤は、他社のミニ鍵盤と比べて明らかに押し心地がいいです。 ペコペコしない適度な反発があって、ベロシティの強弱もつけやすい。

KORG Gadget 2 Leなど無料ソフトが付属します。 デメリットはパッドやノブがないので、ドラム打ち込みやミキシングは全部マウス操作になる点です。 メロディ入力がメインの人には最高ですが、ビートメイカーには物足りないかもしれません。
鍵盤の弾き心地で選ぶならKORG!
第4位:Novation Launchkey Mini Mk4

Ableton Liveユーザーならこれが最有力候補です。 Ableton Liveとの連携がとにかく深くて、接続した瞬間にほぼすべての機能がアサインされます。
16個のRGBベロシティパッドが付いていて、色が変わる演出がカッコいいです。 ライブでも映えるし、暗い部屋での作業でもパッドの位置がすぐわかります。
えっ、このサイズにこの機能詰め込んでるの!?もうAbleton使いなら買わない理由がない!!
Ableton使いの相棒!RGBパッド16個搭載
第5位:Nektar Technology IMPACT LX25+

25鍵なのにフルサイズ鍵盤を積んでいる珍しいモデルです。 ミニ鍵盤が苦手な人にとっては、25鍵でフルサイズという選択肢はかなり貴重です。

DAW連携はLogic、Cubase、GarageBand、Reasonなど幅広く対応しています。 8つのパッド、ピッチベンド、モジュレーションホイールも搭載。
デメリットは本体の質感がちょっとチープに感じるところ。 見た目の高級感を求める人には微妙かもしれません。
25鍵でフルサイズ鍵盤!ピアノ経験者に
5機種をざっくり比べてみた
| モデル | 鍵盤サイズ | パッド | ノブ | 打ち込みやすさ | 持ち運び |
|---|---|---|---|---|---|
| Donner N-25 | ミニ | 8個 | 8個 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| Akai MPK Mini MK3 | ミニ | 8個 | 8個 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| KORG microKEY-25 | ミニ | なし | なし | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| Novation Launchkey Mini Mk4 | ミニ | 16個 | 8個 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| Nektar IMPACT LX25+ | フル | 8個 | なし | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
「打ち込みやすさ」と「持ち運び」は筆者が実際に触った感覚での5段階評価です。 パッドの数が多いほど打ち込み効率は上がりますが、Nektar LX25+はフルサイズ鍵盤の弾きやすさで高評価にしています。
25鍵MIDIキーボードを買ったらまずやること
届いたらすぐ曲作り!と行きたいところですが、最初に3つだけやっておくと後がラクです。
メーカーサイトで最新版が出ていないかチェック。 古いファームだとDAWでうまく認識しないことがあります。
2. DAWのMIDI設定
DAWの環境設定でMIDI入力デバイスとしてキーボードを選択。 大体は自動認識ですが、たまに手動で設定が必要なケースもあります。
3. パッドとノブのアサイン確認
パッド付きモデルなら、どのパッドがどの音にアサインされているか確認しておくと作業がスムーズです。

25鍵と一緒に揃えたいアイテム
MIDIキーボード本体だけだと、実は作業効率が上がりきらないことが多いです。 以下の周辺機器もセットで考えておくのがおすすめです。
モニターヘッドホン:スピーカーだけだと音の細部が聞き取りにくいです。 密閉型のモニターヘッドホンがあると打ち込みの精度が上がります。
サスティンペダル:ピアノ音源を使うなら、ペダルがあるとリアルな演奏表現ができます。 数千円で買えるので一緒に揃えておくといいです。

知っておくとトクする25鍵キーボードの使いこなし術
25鍵はオクターブシフトをうまく使うのがコツです。 オクターブの上下ボタンをワンタッチで切り替えられるので、フルサイズキーボードと同じ音域をカバーできます。

もうひとつ、DAWのキーエディター(ピアノロール)と併用するのが現実的な使い方です。 ざっくりMIDIキーボードでメロディを弾いて、細かい修正はピアノロールでやる。 この組み合わせが25鍵の正しい使い方だと筆者は思っています。
正直、25鍵だけでライブ演奏のような弾き方をするのは無理があります。 あくまで「入力デバイス」として割り切って使うのが、25鍵を楽しむコツです。
●竹内 正樹DTM機材やPC周辺機器を中心に執筆しているライター。 今回は楽器店スタッフや実際にMIDIキーボードを使っているDTMユーザーにリサーチして、25鍵モデルの使用感や選び方のポイントを取材しました。


