Serato DJはクラブでもベッドルームでも定番のDJソフトです。ただ、対応コントローラーが多すぎてどれを買えばいいのか迷いませんか?
今回はSerato対応のDJコントローラーを5台に絞って紹介します!
Serato対応コントローラーで迷わないための選び方
Serato対応のDJコントローラーを選ぶとき、いちばん気にしてほしいのが「Serato DJ Lite」と「Serato DJ Pro」のどちらに対応しているかです。
Lite版は無料で使えるので、これからDJを始める人には十分すぎる機能があります。Pro版はループやサンプラーの拡張機能が使えて、クラブ現場でガンガン回したい人向けですね。

Lite版でも2デッキのミックスやエフェクトは普通に使えるので、趣味でやるなら全然OKですよ。Pro版が必要になったら後からアップグレードもできます。
あとはジョグホイールのサイズも結構大切です。大きいほうがスクラッチの操作感は気持ちいいんですが、その分本体サイズも大きくなります。自宅のデスクに置くスペースと相談して決めてください。
予算は1万円台から5万円くらいまで幅がありますが、2〜4万円台のモデルが機能と価格のバランスが取れていて人気です。
Serato対応DJコントローラーおすすめ5選
第1位:Pioneer DJ DDJ-REV1

Pioneer DJのDDJ-REV1は、スクラッチに特化したレイアウトが特徴のモデルです。開封してすぐ目についたのが、ジョグホイールの上にフェーダーが配置されている「バトルスタイル」の設計で、ターンテーブリストっぽい操作が気分上がります。
Serato DJ Liteが付属していて、USBケーブル1本でパソコンと繋ぐだけですぐ使えます。正直、最初は「Liteだと機能足りないかな?」と思ったんですが、2デッキのミックスにエフェクトもかけられるので、家でDJする分には不満なしでした。
PLAY/PAUSEボタンとか各パッドの押し心地もしっかりしていて、値段を考えると出来すぎです。ただし、マイク端子がないので配信で喋りながらDJしたい人はそこだけ注意してください。

スクラッチをやりたい人にはこれ一択で十分すぎるぞ!! バトルスタイルのレイアウトがめちゃくちゃ楽しいです。
第2位:Numark Party Mix II

Numark Party Mix IIは1万円台で買えるSerato DJ Lite対応モデルで、DJコントローラーの中ではかなりお手頃な価格帯です。箱から出して最初に驚いたのが、本体に内蔵されたLEDライトパーティーライト。部屋を暗くすると天井にカラフルな光が回って、それだけでテンション上がりました。
操作パネルはシンプルで、ジョグホイール、フェーダー、EQノブ、演奏用パッドと必要なものは揃っています。ただ、ジョグホイールが小さめなのでスクラッチをガッツリやりたい人には正直物足りないかもしれません。あくまで「ミックスを楽しむ」方向けですね。
ぶっちゃけ、この値段でSerato DJ Liteが使えてライトまで付いてくるのはかなりお得だと思います。友達を家に呼んでパーティーするときに大活躍しました。

値段重視で選ぶならこれが第一候補になりますね。ただスクラッチメインでやりたいなら上の機種のほうが断然操作しやすいです。
第3位:Roland DJ-202

RolandのDJ-202は、Serato DJ Pro対応のコントローラーです。TR-808やTR-909のドラムマシンがシーケンサーとして内蔵されていて、DJプレイ中にリズムパターンを足せるのが他にはない面白さでした。
初めて使ったときに「えっ、コントローラーからドラム音出せるの?」と驚いたのを覚えています。ビートを足しながらミックスすると、ただ曲をつなぐだけじゃない独自のプレイができて楽しいんですよね。
本体は約2.1kgとそこまで重くなく、持ち運びもそこそこしやすいです。ただ、価格帯が少し高めなのと、ドラムシーケンサー機能を使いこなすにはちょっと慣れが必要です。DJミックスだけでなく、音を足してオリジナリティを出したい人に向いています。

ドラムシーケンサーは使いこなせると本当に楽しいんですが、最初は操作がわかりにくいかも。説明書と動画を見ながらゆっくり覚えるのがおすすめです。
第4位:AlphaTheta DDJ-FLX2

AlphaThetaのDDJ-FLX2は、Serato DJ LiteとrekordboxのどちらでもDJできるマルチ対応モデルです。正直、どっちのソフトを使うか決まってない段階だったので、「両方試せるの助かるな」と思って気になりました。
Smart Fader機能が付いていて、フェーダーを動かすだけで自動的にビートがシンクされるので、ビートマッチが苦手な初心者でもスムーズにミックスできます。最初にこれ触ったとき「え、こんな簡単につながるの?」って普通に感動しました。
サイズ感もコンパクトで、デスクの上でも場所を取りません。ただ、本格的にスクラッチしたい人にはジョグホイールがちょっと小さく感じるかもしれません。あとSerato DJ Proを使うには別途ライセンスが必要になる点は要チェックです。

Seratoとrekordboxのどっちにするかまだわからないっていう人には、両方試せるこのモデルが賢い選択だと思います。
第5位:Numark DJ2GO2 Touch

Numark DJ2GO2 Touchは、ノートパソコンの前にちょこんと置けるポケットサイズのDJコントローラーです。初めて実物を見たとき「小さっ!」って声出ました。重さも約160gしかなくて、カバンに入れても全然邪魔にならないです。
タッチ式のジョグホイールでスクラッチやピッチベンドができて、見た目以上にちゃんとDJできます。ただ、さすがにこのサイズなのでフェーダーやノブの操作感は本格的なモデルとは別物です。細かいミックスをやり込みたい人には向きません。
「外出先でちょっとDJしたい」「家で軽く練習したい」「とりあえずSeratoを触ってみたい」みたいな使い方なら、この価格でこの機能は十分アリです。メインというよりサブ機として持っておくと便利ですよ。

メインとして使うにはちょっと物足りないですが、持ち運び用やお試し用としてはかなりいいですよ。この値段なら買って損はないです。
5機種のスペック比較
| モデル名 | 対応ソフト | ジョグホイール | 重さ | スクラッチのやりやすさ | 持ち運びやすさ |
|---|---|---|---|---|---|
| DDJ-REV1 | Serato DJ Lite | 大型 | 約2.1kg | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| Party Mix II | Serato DJ Lite | 小型 | 約0.9kg | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
| DJ-202 | Serato DJ Pro | 中型 | 約2.1kg | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| DDJ-FLX2 | Serato DJ Lite / rekordbox | 小型 | 約1.3kg | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| DJ2GO2 Touch | Serato DJ Lite | タッチ式 | 約0.16kg | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
Seratoの初期設定でやること
コントローラーを買ったら、まずやることをざっくり紹介します。
2. コントローラーをUSBケーブルでPCに接続(ドライバーが自動でインストールされるモデルがほとんど)
3. Seratoを起動して、コントローラーが認識されているか画面左下で確認
4. 音楽ファイルをドラッグ&ドロップでライブラリに追加
5. デッキに曲を読み込んでフェーダーを動かしてみる

最初に曲をライブラリに入れるところで迷う人が多いので、先にフォルダを整理しておくとスムーズですよ。
WindowsでもMacでも基本的な流れは同じです。ただ、Windowsの場合はASIOドライバーが必要になるモデルもあるので、うまく音が出ないときはメーカーの公式サイトからドライバーをダウンロードしてみてください。
Serato DJコントローラーと一緒に揃えたいアイテム
コントローラーだけ買っても音はパソコンのスピーカーから出ます。ただ、それだとちょっと味気ないですよね。

個人的にはヘッドホンを最優先で買ってほしいです。次の曲を先に聴きながらミックスするのがDJの醍醐味ですからね。
予算に余裕があればDJ用のケーブルやケースもあると便利ですが、まずはヘッドホンとスピーカーがあれば自宅DJは十分楽しめます。
Serato DJがもっと上達するヒント
機材を揃えたら、あとは練習あるのみです。ただ、やみくもにやっても上達しにくいので、ちょっとしたコツを紹介します。
まず、BPM(テンポ)が近い曲を2〜3曲用意して、ひたすらビートマッチの練習をすることです。最初はSyncボタンに頼ってOKなので、フェーダーワークに慣れることを優先してください。
それと、自分のミックスをスマホで録音して聴き返すのがすごく効果的です。DJしてるときは気分が上がって気づかない雑なつなぎも、冷静に聴くと「ここ微妙だな」ってはっきりわかります。

YouTubeのDJミックス動画を見ながら同じ曲で真似してみるのも上達の近道です。どこでエフェクトをかけているか観察するだけでもかなり勉強になります。
Seratoにはオートループ機能もあるので、ループを使いこなせるようになるとプレイの幅がグッと広がりますよ。
●筆者:竹内 正樹DJ機材やオーディオ関連を得意としたプロライター。楽器店スタッフやDJスクール講師へのリサーチをもとに記事を執筆しています。読者が機材選びで迷わないよう、わかりやすさを第一に心がけています。


