クリップチューナーって「どれも同じでしょ?」と思っていませんか。 実は機種ごとに反応速度や見やすさがけっこう違います。
クリップチューナーってそもそも何がいいの?
クリップチューナーは、ギターやベースのヘッドにパチッと挟むだけで音程を拾ってくれる小型チューナーです。 シールド不要で、アコギでもエレキでも使えるのが強みですね。

正直、ペダルチューナーと比べると精度で劣るモデルもあるので、用途に合わせて選ぶのが大事です
ただ、ライブのMC中にさりげなくチューニングできるのはクリップ型ならではの利点です。 ペダル型だとシールド繋がないといけないですし、足元も占領されますからね。
人気クリップチューナー5機種をざっくり比べてみた
今回紹介する5機種の比較表を作りました。 スペックだけだと分かりにくいので、「実際に使ってどうだったか」も入れています。
| 機種名 | 精度 | 画面の見やすさ | 暗いステージでの視認性 | 装着時のグラつき |
|---|---|---|---|---|
| YAMAHA YTC5 | ±1セント | コンパクトで見やすい | バックライトあり | 軽量で安定 |
| BOSS TU-02 | ±1セント | カラー表示で直感的 | 明るくて見やすい | クランプがしっかり |
| tc electronic UNITUNE CLIP | ±0.02セント | 大型ディスプレイ | LEDが強力 | やや重め |
| D’Addario Eclipse | ±0.1セント | フルカラー液晶 | 視野角が広い | 固定力は普通 |
| New Bee GT40 | ±1セント | シンプル表示 | バックライトあり | 軽いが安定 |

tc electronicの±0.02セントはもうプロ仕様ですね。 ただ価格もそれなりなので、趣味で弾くだけなら±1セントで十分だと思います
クリップチューナーおすすめランキング5選
第1位:YAMAHA YTC5

箱から出した瞬間「ちっさ!!」と声が出ました。 手のひらにすっぽり収まるサイズ感で、ギターに付けても存在感がほぼゼロです。
YAMAHAブランドの安心感に加え、1,000円台で買えるコスパの良さが光ります。 反応速度も十分で、弦を弾いてから針が安定するまで体感1秒くらい。 初めてクリップチューナーを買う人には間違いなく推せる1台です。
ボタン電池(CR2032)駆動で約120時間持つので、電池切れの心配もほぼありません。 ただ、ディスプレイがモノクロなので、暗めのステージだと少し見づらいかもしれません。
軽量コンパクトで初心者にもおすすめ
第2位:BOSS TU-02

BOSSのクリップチューナーは、ペダル型TU-3Wで培った技術がギュッと詰まっています。 カラー液晶の視認性がとにかく良くて、薄暗いライブハウスでもパッと見てすぐ分かります。
フラットチューニングやカポ対応など、機能面も充実。 バンドマンが現場で使うことを想定した設計だなと感じます。
正直、見た目のプラスチック感は好みが分かれるところです。 でもBOSSの音叉マーク入りクリップチューナーって、なんかテンション上がりませんか?
BOSSブランドの信頼性と視認性
第3位:tc electronic UNITUNE CLIP

精度±0.02セントという数字は、クリップチューナーとしては異次元です。 ストロボモードに切り替えると、弦の微妙なズレまで目で追えるのが面白い。
ディスプレイが大きくて明るいので、野外フェスの直射日光下でも問題なく読めました。 ギター講師やレコーディングで使っている人が多いのも納得です。

価格が3,000円台と少し張りますが、一度買ったら何年も使える耐久性があるので、長い目で見ればお得かなと
重量がやや重めなので、軽いウクレレに付けるとヘッド落ちする可能性があります。 ギターやベスなら全く問題ありません。
tc electronic UNITUNE CLIP クリップチューナー
±0.02セントの超高精度モデル
第4位:D’Addario Eclipse Tuner PW-CT-17BK

弦メーカーとして有名なD’Addarioが作ったチューナーです。 フルカラーの縦型ディスプレイが特徴で、視野角がかなり広い。 ヘッドの裏側に付けても、ネック越しにチラッと覗くだけで音程が分かります。
自動電源オフ機能もあるので、付けっぱなしで電池が切れる心配も少ないです。 地味に困るのが、クランプ部分のバネがやや弱めで、太いヘッドだと滑りやすい点です。
D’Addario Eclipse Tuner PW-CT-17BK
広い視野角のフルカラーディスプレイ
第5位:New Bee GT40

Amazonで見つけて「この値段で大丈夫かな…」と半信半疑で買ったのですが、普通に使えます。 1,000円を切る価格帯ながら、ギターもベースもウクレレもバイオリンも対応しているのは驚きです。
とりあえずチューナーが欲しい、壊れても惜しくない予備が欲しいという人にはうってつけ。
反応速度はYAMAHAやBOSSに比べるとワンテンポ遅く感じる場面があります。 あとディスプレイの発色が少し暗めなので、屋外では見にくいかもしれません。 でもこの価格なら文句を言うほうが野暮だと思います。

ケースに1個、ギグバッグに1個みたいに分散しておくと、忘れたときに助かりますよ
驚きの低価格で予備にもぴったり
チューニングの精度をもっと上げるちょっとしたワザ
クリップチューナーの性能を最大限引き出すには、いくつかコツがあります。
あと、周りがうるさい環境でも問題なく使えるのがクリップ型の良いところです。 振動を直接拾う仕組みなので、ドラムが爆音で鳴っていてもチューニングできます。

意外と見落としがちですが、チューナーを付ける位置でも反応が変わります。 ペグの近くより、ヘッドの中央寄りのほうが安定する機種が多いです
新品の弦はチューニングが安定するまで時間がかかるので、張り替え直後は何度も合わせ直す必要があります。 これはチューナーの問題ではなく弦の伸びの問題なので、焦らずじっくりやりましょう。
クリップチューナーと一緒に揃えておきたいギターグッズ
せっかくチューナーを新調するなら、周辺アイテムも見直してみませんか。
個人的にストリングワインダーは地味に生活が変わったアイテムです。 弦交換のペグ巻きが本当にラクになるので、まだ持っていない人は騙されたと思って買ってみてください。

替え弦は「いつか切れるもの」だから、安いうちにまとめ買いしておくのが吉です
●宇佐美筆者は楽器店スタッフや音響機材メーカーへの取材・リサーチをもとに記事を執筆しているライターです。 今回は楽器店3店舗でクリップチューナーの売れ筋傾向をヒアリングし、各機種の違いを整理しました。


