インクジェットからレーザー、コードレスタイプまで、FAX複合機は選択肢が多すぎて迷いがちです。今回は用途別に5台を比較しました。
そもそもFAX複合機ってどんな機械?
FAX複合機は、印刷・コピー・スキャン・FAX送受信を1台にまとめた事務機です。
プリンター単体で買うよりも省スペースになり、書類を扱う時間がぐっと短くなります。
販売店スタッフへの取材によると、購入後の不満で多いのは「サイズが大きすぎた」「ランニングコストが高かった」の2つ。
ここを回避できるかどうかで満足度が大きく変わります。
5台のFAX複合機を体験ベースで比較
スペック数値だけだと違いが見えにくいので、販売店スタッフへの取材をもとに体験ベースの独自項目を入れて比較表にしました。
| 機種 | 印刷の静かさ | 初期設定の楽さ | ランニングコスト | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| EW-M530F | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | 家庭兼用 |
| MFC-J742DN | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | 子機が欲しい家庭 |
| PX-M730F | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | 小規模オフィス |
| PX-M6011F | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | A3が必要な事務所 |
| KX-PD360DL | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 印刷少なめの家庭 |

FAX複合機おすすめランキング5選
第1位:エプソン EW-M530F カラリオ

家庭でも小さな事務所でも使える、いちばん「外さない」1台です。
ADFがついているので、PTAの集計用紙を10枚連続で取り込んでもストレスなく動いてくれます。
独立インクなのでカラー1色だけ切れて全部交換、という悲しい出費が起きないのも筆者がリピートしている理由。
ADF搭載で家庭からSOHOまで使えるバランス型。
第2位:ブラザー MFC-J742DN

子機1台付きで電話・FAX・印刷を1台に集約できる家庭向けの主力機。
リビングに本体、2階に子機を置いて運用したら、家族の電話の取り次ぎが超超ラクになりました!!
ブラザー独自のLC511インクは大容量タイプもあって、子供のプリント学習で使い倒しても出費が抑えられます。

子機付きで家庭の電話とFAXをまとめられる1台。
第3位:エプソン PX-M730F

「家庭用ではちょっと物足りない、でも業務用ほど大きくしたくない」という方にハマる中間サイズ。
顔料インクを採用していて、印刷した請求書が水に濡れても文字がにじまないのが士業さんに評判の理由です。
販売スタッフ曰く「個人事業主の駆け込み寺的な機種」とのことで、年度末によく動くらしいです。
顔料インクで書類向けの中型ビジネス複合機。
第4位:エプソン PX-M6011F

A3ノビ対応の本格派ビジネス複合機。
建築・設計事務所のように大きな図面を扱う方にぜひ検討してほしい1台です。
正直、家庭で使うには大きすぎますが、A3を扱える複合機としてはコンパクトな部類で、奥行きも事務机に収まりやすいサイズ感。
A3対応の本格派。設計・建築事務所で活躍。
第5位:パナソニック KX-PD360DL-W

「複合機」としては印刷機能に特化していない普通紙ファクスタイプですが、電話とFAXがメインのご家庭ならむしろこちらが幸せになれます。
迷惑電話対策機能が強力で、知人のお母さんは「ぶっちゃけ、本体価格よりこの機能だけで元が取れる」と言っていました。
迷惑電話対策と聞き取りやすい音量で家族みんなが安心。
失敗を減らすFAX複合機の使いこなし術
買った後によく聞く「思ったより使いづらい」を減らすコツを紹介します。
ヘッドクリーニングは月1回だけで十分。
やりすぎると顔料インクの場合は逆にノズルが詰まることもあるので、印刷がかすれたタイミングで行うようにしましょう。
受信FAXは紙で残すか、機種によってはメモリ受信→必要なものだけ印刷、という運用が紙とインクの節約になります。

まとめ買いしておくと幸せになる消耗品
本体と同時に揃えておくと「使いたい時に使えない」を防げる消耗品をまとめました。
特に純正インクの予備は、夜中や休日の急な印刷でいちばん助けてくれます。
●宇佐美オフィス機器と通信機器を得意とするプロライターの筆者です。今回は事務機販売店スタッフや個人事業主への取材とリサーチをもとに、FAX複合機を比較しました。読者目線でのわかりやすさを大切にしています。


