DJミキサーって見た目は似ているのに値段がバラバラで、初めて買うときは「どれを選べばいいの?」と迷いますよね。 ここでは初心者が後から「買い替えればよかった」とならないための選び方と、今売れている4機種を紹介します!
初めてのDJミキサーで迷わないための選び方
DJミキサーを選ぶときに気にすべきポイントはシンプルで、チャンネル数、エフェクトの有無、対応ソフトウェアの3つです。
エフェクト機能は、あると楽しいですがなくても困りません。 まずはフェーダー操作とEQの基本を覚えるのが先決。
対応ソフトウェアはSerato DJ ProかrekordboxのどちらかにDVS対応しているかを確認しておくと、将来的にPCDJへ移行するときにスムーズです。

最初から高いミキサーを買う必要は全然ないです。 まずは2chのシンプルなモデルで操作に慣れるのがいちばんの近道ですよ
DJミキサー初心者向けおすすめランキング4選
第1位:Gemini MXR-01BT Bluetooth搭載2chミキサー

初めてのDJミキサーとして抜群に人気のあるモデルです。 Bluetooth接続に対応しているので、スマホの音源をワイヤレスで飛ばしてミックスの練習ができます。 実際にスマホとBluetoothで繋いでみたら、接続に1分もかからなくて驚きました。
値段も1万円台前半とDJミキサーの中ではかなりお手頃で、「DJに興味はあるけどお金はあまりかけたくない」という人にうってつけ。 フェーダーの動きも滑らかで、安い機材にありがちなガリガリした感触がありません。
ただ、エフェクト機能は付いていないので、エフェクトで遊びたい人にはちょっと物足りないかも。 あくまでフェーダーワークとEQの基礎を覚えるための入門機と考えるのがベストです。

Bluetoothでスマホ繋げるのが地味に便利で、練習のハードルがガクッと下がります。 初心者が最初に買う1台としてはこれが鉄板だと思いますよ
第2位:Pioneer DJ DJM-S5 スクラッチスタイル2chミキサー

Pioneer DJのスクラッチ特化型ミキサーで、フェーダーの切れ味がとにかくシャープです。 マグベルフェーダーという独自技術を使っていて、スクラッチしたときの「スパッ」と音が切れる感覚がたまらないんですよね。
Serato DJ Proのライセンスが付属しているのもありがたく、買った日からPCDJとして使い始められます。 お値段は6万円台と初心者向けとしてはやや高めですが、「スクラッチがやりたくてDJを始める」という人ならこれ以外の選択肢は正直ないレベル。
ただ、Bluetooth接続には対応していないので、必ずPCとUSBケーブルで接続する必要があります。 「PC持ってない」「面倒くさい」という人は1位のGeminiのほうが合っています。

スクラッチDJを目指すなら投資する価値は十分あります。 ただ「なんとなくDJやってみたい」程度なら、もう少し安いモデルから始めても全然OKです
第3位:Gemini Sound MM1BT ポータブル2chミキサー

1位のMXR-01BTよりコンパクトで、机の上のスペースを取らないのがいいところです。 Bluetooth接続にも対応していて、基本的な機能は1位のモデルとほぼ同じ。
実物を見たとき「え、こんなに小さいの?」とびっくりするくらいのサイズ感で、カバンに入れて持ち運ぶこともできます。 友人の家でちょっとDJしたいとか、イベントに持っていくとか、移動前提なら1位よりこっちのほうが断然使いやすいです。
ぶっちゃけ、自宅据え置きで使うなら1位のMXR-01BTとどっちでもいいかなという感じ。 フェーダーのストロークが短めなので、繊細なフェーダーワークには向いていないのが弱点です。
第4位:Numark Scratch Serato DJ Pro付属2chミキサー

Numarkのスクラッチ向けミキサーで、2位のDJM-S5と同じくSerato DJ Proのフルライセンスが付属します。 DJM-S5よりも価格が安い(4万円台)ので、予算を抑えてスクラッチDJを始めたい人にはかなりアリな選択肢。
フェーダーは「InnoFader」という交換可能なタイプで、好みに合わせて後からカスタマイズできるのが面白いポイントです。 ただ正直、フェーダーの滑らかさはDJM-S5と比べると少し劣ります。 価格差を考えれば妥当ですが、スクラッチの精度を追求するならDJM-S5に軍配が上がります。
Padセクション(Pad(ボタン))が8つ付いていて、サンプラーやホットキューの操作がミキサー上でできるのは便利。 初心者が「DJっぽいことをいろいろ試したい」という欲張りな使い方をするのにちょうどいい1台です。

DJM-S5は予算オーバーだけどスクラッチDJやりたいなら、これが現実的な選択肢になります。 Pad(ボタン)も付いてるので遊びの幅が広いのもいいところ
DJミキサーの使い方で最初に覚えるべき操作
ミキサーが届いたら、まずは以下の操作だけ覚えれば基本的なDJプレイができます。
チャンネルフェーダーは各チャンネルの音量を個別に調整するつまみ。 クロスフェーダーと合わせて使うことで、曲の切り替えをスムーズにできます。
EQ(イコライザー)はHigh/Mid/Lowの3つのつまみで、各帯域の音量を調整できます。 曲をミックスするとき、Low(低音)を片方だけ下げると2曲のベースがぶつからなくてきれいに繋がります。

最初はクロスフェーダーだけでも十分楽しめます。 EQは慣れてきてから触り始めるくらいでちょうどいいですよ
DJミキサー4機種を一覧で比べてみた
| 機種名 | チャンネル数 | Bluetooth | 付属ソフト | 自宅練習の手軽さ | スクラッチのしやすさ |
|---|---|---|---|---|---|
| Gemini MXR-01BT | 2ch | あり | なし | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
| Pioneer DJ DJM-S5 | 2ch | なし | Serato DJ Pro | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| Gemini Sound MM1BT | 2ch | あり | なし | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
| Numark Scratch | 2ch | なし | Serato DJ Pro | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
「自宅練習の手軽さ」はBluetooth対応や準備の簡単さで評価、「スクラッチのしやすさ」はフェーダーの質で評価しています。 マジで最強のスクラッチ体験を求めるならDJM-S5!!手軽さ重視ならGeminiの2機種が間違いありません。
ミキサーと一緒に揃えておくと捗るDJアイテム
DJミキサー単体で完結することはほぼないので、以下のアイテムも揃えておくとスムーズに練習を始められます。
RCAケーブルは付属品が短いことが多いので、1.5m〜2mの予備を1本持っておくと便利。
PCDJを使う場合はUSBケーブルも必須です。 付属のケーブルが短くて使いにくい場合は、2m程度のUSB-B(またはUSB-C)ケーブルを用意しましょう。

ヘッドホンは普段使いのイヤホンだとモニタリングしにくいので、DJ用を1つ持っておくのが断然おすすめ。 安いものなら3000円くらいで買えます
●筆者:竹内 正樹DJ機材やオーディオ関連を得意分野としたプロライター。 楽器店のDJコーナー担当スタッフやプロDJへのリサーチをもとに記事を執筆しています。 今回はDJ機材専門店2店舗でそれぞれのミキサーを触らせてもらい、操作感の違いを確認しました。


