キヤノンのプリンターはインクの消耗がけっこう早いです。写真印刷を頻繁にする人だと、純正インクの出費がバカにならないですよね。
筆者は仕事で毎月100枚くらい印刷するんですが、純正インクだと月に2,000〜3,000円かかっていました。互換インクに変えてからはその半分以下で済んでいます。もっと早く切り替えればよかったと正直思っています。
ここからは、Amazonで人気のキヤノン用互換インクを5つ紹介していきます。
キヤノンの互換インク、型番の見方


キヤノンのインクは型番体系が少しややこしいです。ざっくり言うと、数字が大きいほど新しい世代です。BCI-331が最新世代、BCI-381がひとつ前、BCI-371がさらに前。自分のプリンターに合う番号を間違えると使えないので、購入前の型番チェックは必須です。
キヤノン用互換インクのおすすめ5選
第1位:インクのチップス BCI-331XL+BCI-330XL 互換インク 6色マルチパック

キヤノンの最新世代インク「BCI-331/330」に対応した互換インクです。PIXUS TS8630やTS7530などの新しめのプリンターで使えます。
インクのチップスは日本の互換インク専門メーカーなので、品質管理がしっかりしている印象があります。筆者が開封して最初にセットしたとき、認識エラーもなくスムーズに装着できました。印刷してみると黒がしっかり濃くて、テキスト文書の読みやすさは純正と変わらないレベルです。
大容量タイプなのでインク量も多め。ただ、最新世代のインクなので他メーカーと比較できる製品がまだ少なく、選択肢が限られるのがちょっと不便なところです。

第2位:GPC Image BCI-371XL+370XL 互換インク 5色セット

PIXUS MG5730、TS5030などのちょっと前のモデルに対応したBCI-371/370シリーズの互換インクです。
このGPC Imageの互換インク、正直めちゃくちゃコスパがいいです!! 純正の半額以下で買えて、印刷品質もかなりまとも。筆者は2年以上リピート購入していますが、不良品に当たったことは一度もないです。
5色セットなので、6色タイプのプリンター(PIXUS MG7730など)には対応していない点だけ注意してください。自分のプリンターが5色タイプか6色タイプか、事前に確認しておきましょう。

第3位:pomme BCI-381XL+380XL 互換インク 5色セット

PIXUS TS8130、TS6130、TR8530などのBCI-381/380シリーズ対応モデルです。pommeというメーカー名はあまり聞かないかもしれませんが、Amazonでの販売実績は長いです。
使ってみた感想としては、カラーの発色が思ったより鮮やかで驚きました。特に赤系の色がきれいに出ます。年賀状の写真面を印刷したときも、肌の色が自然に見えました。
ぶっちゃけ、このpommeのインクは価格が安すぎて最初は不安でした。でも実際に使ってみるとそんな心配は不要でした。ただ、ICチップの互換性に個体差があるのか、Amazonレビューに「残量表示がおかしい」という声がいくつかあります。筆者は問題なかったですけどね。

第4位:エコリカ BCI-381+380/5MP対応 リサイクルインク 5色パック

エコリカは「リサイクルインク」のメーカーです。互換インクとは少し違って、回収した純正カートリッジにインクを再充填して販売しています。
筆者の周りでも「互換インクは怖いけどエコリカなら使ってる」という人が何人かいます。家電量販店でも普通に売っているので手に入りやすいのがいいところ。保証もしっかりしていて、万が一プリンターに不具合が出た場合の対応も明記されています。
弱点は価格。互換インクと比べるとエコリカは高めです。純正より安いけど互換よりは高い、ちょうど中間くらいの値段設定。「安さより安心を優先したい」という人向けですね。

第5位:GPC Image BCI-381XL 互換インク 6色セット

2位のGPC Imageの別モデルで、こちらはBCI-381対応の6色セット。PIXUS TS8230、TS8130、TS8330など6色インク搭載のプリンターに対応しています。
5色モデルとの違いはグレーインクが含まれるかどうか。グレーが入ると写真のグラデーションがより滑らかになるので、写真印刷を重視する人は6色モデルのほうがいいです。
正直、グレーインクの効果は写真をかなり拡大しないとわからないレベルです。普通のL判プリントくらいなら5色でも6色でもパッと見の差はほとんどないです。ただ、A4サイズで風景写真を印刷したときは確かに階調が滑らかでした。

5製品の比較表
| 商品名 | 対応型番 | 色数 | 筆者の印刷テスト感想 | 安心度(保証・実績) |
|---|---|---|---|---|
| インクのチップス BCI-331 | BCI-331/330 | 6色 | 黒が濃くてテキストに◎ | ★★★★★ |
| GPC Image BCI-371 5色 | BCI-371/370 | 5色 | 2年使って不良ゼロ | ★★★★☆ |
| pomme BCI-381 5色 | BCI-381/380 | 5色 | 赤系の発色が鮮やか | ★★★☆☆ |
| エコリカ BCI-381 5色 | BCI-381/380 | 5色 | 純正に近い安定感 | ★★★★★ |
| GPC Image BCI-381 6色 | BCI-381 | 6色 | 写真のグラデが滑らか | ★★★★☆ |
「筆者の印刷テスト感想」と「安心度」は独自の評価項目です。
互換インクとリサイクルインクの違い
互換インクは新品のカートリッジにサードパーティメーカーがインクを入れた製品です。リサイクルインクは使用済みの純正カートリッジを回収して、洗浄・インク再充填した製品です。
どちらが良いかは使い方次第です。「とにかく安く」なら互換インク、「安心感も欲しい」ならリサイクルインク。筆者は普段は互換インクを使って、大事な書類を印刷するときだけ純正に戻すという使い分けをしています。
インク代を抑えるもうひとつの選択肢
最近のキヤノンは「ギガタンク」というインクボトル式のプリンターも出しています。カートリッジ式ではなくタンクにインクを注ぐ方式で、インク代が圧倒的に安いです。
印刷頻度が高い人は、次にプリンターを買い替えるときにギガタンクモデルを検討してみるのもありです。初期費用はカートリッジ式より高いですが、ランニングコストは激安。筆者の試算だと、月100枚以上印刷する人なら1年で元が取れます。


●宇佐美PC周辺機器や印刷関連を得意とした筆者です。メーカー担当者や家電量販店スタッフへのリサーチをもとに記事を執筆。読者が納得して選べるよう、率直な感想を心がけています。


