ドラムセットの中でも叩く頻度が一番多いのがハイハットシンバルです。 自分に合ったハイハットを見つけると、演奏の気持ちよさが段違いに変わります!
ハイハットシンバルってどんなパーツ?
ハイハットは2枚1組のシンバルで、スタンドに上下にセットして足のペダルで開閉しながら叩きます。 クローズ(閉じた状態)で「チッチッ」、オープン(開いた状態)で「シャーン」という音が出て、リズムの刻みを担う最も重要なシンバルです。

ドラムセットに付属のハイハットはだいたい安価なモデルなので、ここを変えるだけで全体のサウンドがワンランク上がります。 最初の買い替えにハイハットを選ぶ人はかなり多いですよ。
ハイハットシンバル4選を比べてみた
今回紹介する4枚のハイハットを表にしました。
| 商品名 | サイズ | メーカー | 音の傾向 | 刻みのキレ | 静かさ |
|---|---|---|---|---|---|
| MEINL HCS14H | 14インチ | MEINL | 明るめ | ★★★★ | ★★★ |
| Zildjian L80 | 14インチ | Zildjian | ドライ | ★★★ | ★★★★★ |
| MEINL CC13DAH | 13インチ | MEINL | ダーク | ★★★★★ | ★★★ |
| MEINL HCS13H | 13インチ | MEINL | 明るめ | ★★★ | ★★★ |
ハイハットシンバルのおすすめ人気ランキング4選
第1位:MEINL HCSシリーズ ハイハットシンバル 14インチ ペア HCS14H

MEINLのエントリーモデルで、初めてハイハットを買う方にまず候補に挙がる定番です。 MS63合金を使っていて、明るくクリアな「チッチッ」という刻み音が出ます。 箱から出して最初に叩いたとき、安価なのにしっかりシンバルの音がするなと感心しました。
正直、プロ仕様のシンバルと比べると倍音の豊かさや余韻の伸びは劣ります。 ただ、1万円前後でペア(2枚セット)が手に入るのは他メーカーだとなかなかありません。 コスパ重視で選ぶならこれ一択で十分すぎるぞ!!

初心者がドラムセット付属のシンバルから最初にアップグレードするなら、まずこのHCSシリーズで間違いないと思います。
MEINL HCSシリーズ ハイハットシンバル 14インチ ペア HCS14H
初心者にうれしい価格帯のエントリーモデル
第2位:Zildjian L80 Low Volume 14インチ HiHats Pair

Zildjianの低音量モデルで、シンバル本体にたくさんの穴が開いているのが特徴です。 この穴のおかげで音量が通常のシンバルの約80%カットされるので、自宅練習や騒音が気になる環境で重宝します。
初めて叩いたときは「シンバルの音がこんなに小さくなるのか」と素直に驚きました。 音色はドライでカシャカシャした感じがあり、通常のシンバルのような「シャーン」という倍音は控えめです。 ライブで使うには物足りないですが、練習用としてはこれ以上ないくらい快適です。

L80シリーズはクラッシュやライドもあるので、自宅練習セットとしてまとめて揃える方も増えています。 ただ価格はエントリーモデルより高めなので、ハイハットだけ先に買うのも手です。
Zildjian L80 Low Volume 14インチ HiHats Pair ハイハットシンバル
音量約80%カットの低音量モデル。自宅練習に
第3位:MEINL Classics Custom Dark ハイハットシンバル 13インチ CC13DAH

MEINLの上位ラインで、名前の通り「ダーク」な音色が特徴の13インチハイハットです。 B10ブロンズ合金を使っていて、HCSシリーズとは全く別物のサウンド。 クローズの刻みが「チキチキ」とタイトで、ジャズやR&Bのような落ち着いたジャンルに合います。
13インチはスタジオでの取り回しがよく、音量もほどよくコントロールしやすいです。 ぶっちゃけ、14インチに慣れている人が最初に叩くと「ちょっと小さいかな?」と感じるかもしれません。 ただ慣れると13インチの反応の速さが病みつきになります。
MEINL Classics Custom Dark ハイハットシンバル 13インチ CC13DAH
ダークな音色が映える上位ラインの13インチモデル
第4位:MEINL HCSシリーズ ハイハットシンバル 13インチ ペア HCS13H

HCSシリーズの13インチ版で、14インチモデル(HCS14H)と基本的な音色の傾向は同じです。 13インチのほうがシンバル自体が小さいぶん、音のレスポンスが速くて軽快な刻みが出せます。
ジュニアドラムセットやコンパクトなセッティングに合わせて選ぶ人が多い印象です。 正直、音のクオリティは14インチモデルと大きな差はないので、サイズの好みで選んで大丈夫です。 手が小さい方やセットがコンパクトな方には13インチのほうがフィットするかもしれません。

13インチと14インチで迷ったら、一度楽器屋さんで両方叩かせてもらうのが一番です。 音量感と叩いたときの振動の伝わり方が意外と違いますよ。
MEINL HCSシリーズ ハイハットシンバル 13インチ ペア HCS13H
コンパクトセッティング向きの13インチエントリーモデル
ハイハットシンバルを選ぶときの注目ポイント
素材(合金):MS63は明るい音、B8やB10はダークで温かみのある音
用途:ライブ向きか練習向きか。静音モデルは練習専用と割り切る
ハイハットは「叩く頻度が一番高いシンバル」なので、自分の好きな音色のものを選ぶと練習のモチベーションが全然変わってきます。 予算に余裕があれば、B10以上の合金モデルを試してみると音の違いに感動すると思います。

シンバルは消耗品ではありますが、よほど激しく叩かない限り数年は使えます。 最初にちょっといいものを買っておくと、長く満足できますよ。
セットで揃えたくなるシンバルたち
ハイハットを買い替えると、次はクラッシュやライドシンバルも気になってくるはずです。 同じメーカーのシリーズで揃えると音の統一感が出て、バンドメンバーからの評判も上がります。
●筆者:宇佐美ドラムやパーカッション関連の記事を中心に執筆しています。 今回はドラム専門店のスタッフへの取材と、スタジオでの試奏リサーチをもとにハイハットシンバルの音の違いを確認しました。


