ライブハウスでベースを弾いていて「なんか音がモヤモヤする」と思った経験、ありませんか? 筆者もそうでした。

ライブハウスの備え付けDIに不満を感じた日
初めてのライブで何も考えずにライブハウスのDIをそのまま使ったんですが、PAさんから「ちょっと音が細いね」と言われたのが衝撃でした。 練習スタジオではいい音が出ていたのに、本番で思い通りの音が出ないのは本当にショックです。
そこから自分のDIを探し始めて、いろんな機種を試してきました。 今回はその経験をもとに、ベーシストにおすすめのDI5選を紹介します!
ベース用DIのおすすめランキング5選
第1位:TECH21 SansAmp BASS DRIVER DI

ベーシストなら一度は名前を聞いたことがあるんじゃないでしょうか。 初めてスタジオで音を出した瞬間、「え、これだけで音がこんなに変わるの?」って声が出ました。 ドライブを少し上げるだけで太くてゴリッとしたサウンドになるので、ロックやファンクとの相性が抜群です。
EQの効きもかなり良くて、中域をブーストすればバンドの中で埋もれにくくなります。 ただ、サンズアンプ特有の「クセ」がかなり強いので、原音を忠実に出したい人には正直向いていません。 あとツマミが多いので、最初はどうセッティングしたらいいか迷います。
TECH21 SansAmp BASS DRIVER DI ベース専用DIボックス
アンプシミュレーター兼DI。ドライブサウンドが欲しいベーシストの定番!

第2位:TRIAL New Old-D.I.+

国産メーカーTRIALのアクティブDIで、原音の太さをキープしたまま信号を送れるのが強みです。 最初に音を出したとき「あれ、何も変わってない?」と思ったくらいナチュラルで、それがまさにこのDIの良さでした。
ファンタム電源で駆動するので電池切れの心配がないのも地味にありがたいポイントです。 ただ、知名度がそこまで高くないので楽器屋で試奏できる店が少ないのは惜しいところ。 ネットのレビューも少なめなので、購入前にちょっと不安になるかもしれません。
TRIAL New Old-D.I.+ アクティブD.I. ダイレクトボックス
原音重視派に刺さるナチュラルなアクティブDI!
第3位:Radial JDI パッシブDIボックス

ライブハウスやレコーディングスタジオで最も見かけるDIです。 パッシブ方式なので電源不要で、接続してすぐ使えるのが便利。 音の色付けがほとんどないので、ベース本来の音をそのままPAに送りたいときに重宝します。
マジで最強のパッシブDI!! レコーディングスタジオでエンジニアさんが「Radialなら間違いないよ」と言っていたのが印象的でした。 ただパッシブなのでアクティブDIに比べるとインピーダンス変換の幅が狭く、長いケーブルを使う環境だとハイ落ちが気になることもあります。
プロ現場で信頼されるパッシブDIの定番!

第4位:BOSS DI-1 ダイレクトボックス

BOSSブランドの安心感と頑丈さが売りのアクティブDIです。 ライブハウスの備品としてもよく見かけるモデルで、正直「無難」という言葉がぴったり。 音の色付けは少なめで、とにかく壊れにくい。
ただ正直なところ、音のキャラクターで言うとRadial JDIやサンズアンプのような「この機材ならではの音」はあまり感じません。 逆に言えばクセがないので、どんなベースやアンプとも合わせやすいです。 中古市場でも安く手に入るので、最初の1台として試してみるのはアリです。
BOSSの頑丈さとクセのないサウンドが魅力!
第5位:Behringer DI400P ULTRA-DI

とにかく安い。 価格を見て「え、これDIの値段?」と二度見しました。 正直この価格帯で音がどうなのかと思ったんですが、意外と普通に使えます。 初めてのDIで「まず試してみたい」という人には十分な性能です。
ただ、筐体のプラスチック感は否めないので耐久性はちょっと心配。 ライブで毎週使い倒すような人よりも、自宅での宅録や練習用として割り切って使うのが良さそうです。
Behringer DI400P ULTRA-DI パッシブ ダイレクトボックス
圧倒的な低価格!お試しDIならコレ!

ベースDIを選ぶときに確認したい3つの視点
音を変えたいのか、そのまま送りたいのか:サンズアンプのような音作り系DIと、Radialのような原音重視DIでは方向性がまるで違います。
持ち運びのしやすさ:毎回ライブに持っていくなら軽くてコンパクトなものが断然ラクです。
| 商品名 | タイプ | 音の色付け | 持ち運びやすさ | ライブでの安定感 |
|---|---|---|---|---|
| SansAmp BASS DRIVER DI | アクティブ | 強い(ドライブ系) | やや大きめ | 高い |
| TRIAL New Old-D.I.+ | アクティブ | ほぼなし | コンパクト | 高い |
| Radial JDI | パッシブ | ほぼなし | コンパクト | 非常に高い |
| BOSS DI-1 | アクティブ | 少なめ | やや大きめ | 非常に高い |
| Behringer DI400P | パッシブ | 少なめ | 軽い | 普通 |
ベースDIが活躍する場面を具体的に紹介
ライブハウスでのライン出しが最も多い使い方です。 備え付けのDIだと音がぼやけることがあるので、自分のDIを持ち込むだけで出音がガラッと変わります。
自宅でのレコーディングでも重宝します。 オーディオインターフェースに直接つなぐよりも、DIを通したほうがノイズが減って音がスッキリします。 筆者の場合、宅録でRadial JDIを通してからインターフェースに入れたら、ベースラインの輪郭がはっきり出るようになりました。

スタジオ練習でも、自分のDIを持っていくとPAさんとのやり取りがスムーズになります。 「いつもの音」が出せるので、本番前のリハーサルでバタバタしなくて済みます。
DIと一緒に揃えておきたい周辺アイテム
DIだけ買っても、ケーブルやシールドがショボいと台無しです。 ここでは一緒に持っておくと便利なアイテムを紹介します。
高品質シールドケーブル:ベースからDIまでの接続で音質に直結します。 安いシールドだとノイズが乗りやすいので注意。
チューナー:DI前段に繋いでおくとステージ上でのチューニングがラクになります。

ぶっちゃけ、DIよりもケーブルのほうが音質に影響する場合もあるので、セットで見直してみるのがおすすめです。
筆者:宇佐美音響機材やベース関連のアイテムを中心に執筆しています。 今回はDIメーカー2社への問い合わせと、都内の楽器店スタッフへのリサーチをもとに記事をまとめました。 読んでくれた方の機材選びに少しでも役立てたらうれしいです。


