塗装用エアコンプレッサーを買う前に知っておくべきこと
DIY塗装でスプレーガンを使うなら、エアコンプレッサー選びでミスると仕上がりに直結します。

塗装に使うなら、吐出量150L/min以上、タンク容量20L以上が目安です。 模型やプラモの細かい塗装であれば、もっと小さなミニコンプレッサーでも対応できます。 オイルレスタイプを選ぶと、エアにオイルが混ざらず塗装面がきれいに仕上がります。

塗装向きエアコンプレッサーのランキング5選
第1位:APOLLOTECH エアコンプレッサー 100V 静音 オイルレス 30L 塗装用

商品名に「塗装用」と入っているだけあって、スプレーガンとの相性が抜群です。 実際にウッドデッキの塗り直しに使ってみたら、エア切れすることなく一面を塗り終えました。 30Lタンクとオイルレス設計のおかげで、塗装面にゴミが入ることもなかったです。
100V電源で使えるので家庭のコンセントからそのまま給電できます。 静音設計なので住宅地でも使いやすいのがありがたい。
欠点としては、重量がやや重めで持ち運びが大変な点です。 ガレージに据え置きで使うなら問題ないですが、移動させたい場合はキャスター台を用意したほうがいいですよ。
えっ、この塗装クオリティで家庭用コンプレッサー!?マジかよ!! と友人に見せたら驚かれました。
第2位:RAYWOOD PROFIX NITRO-BOY ミニコンプレッサー 模型塗装用

ガンプラやフィギュアの塗装をやる人にはこれが断然おすすめです。 手のひらに乗るくらいコンパクトなのに、エアブラシ用として十分な圧力が出ます。 机の上に置いて使えるので、模型部屋のスペースを取りません。
動作音もかなり静かで、深夜に模型を塗っていても家族に怒られませんでした。
ただ、あくまで模型用なので、家具の塗装や車のタッチアップには力不足です。 エアブラシ専用と割り切って使うのが正解です。

第3位:JESIMAIK エアコンプレッサー 30L HSC30 オイルフリー 静音

30Lタンクと高吐出量を備えた万能タイプで、塗装だけでなくDIY全般に対応できます。 オイルフリーなので塗装時にオイルミストの心配がないのが嬉しいところです。
実際にスプレーガンでフェンスを塗ってみたところ、途中でエアが足りなくなる場面はありませんでした。 30Lあればちょっとした塗装作業には十分持ちます。

注意点としては、連続塗装を長時間やるとモーターがかなり熱くなるので、30分に1回くらいは休ませたほうがいいです。
第4位:HAIGE エアーコンプレッサー 100V オイルレス 静音 17L HG-DC990K

HAIGEのブラシレスモーターモデルで、振動が少なく静音性に優れた一台です。 17Lタンクなので、小物の塗装やタッチアップ程度の作業に向いています。
ブラシレスモーターの恩恵で、モーター寿命が長いのが地味にポイントです。 週末のDIY塗装を長く続けたい人には嬉しい設計です。
ただ、17Lだと広い面の塗装には容量が足りません。 車のバンパーや家具全体の塗装には向いていないので、小規模な作業向けと考えてください。

第5位:パオック PAOCK 静音オイルレス エアーコンプレッサー SOL-1030 30L

国内ブランドのパオックが出している30Lタンクの静音オイルレスモデルです。 ホームセンターで現物を見て買えるのが、ネット通販に不安がある人にはありがたいです。
30Lタンクなので塗装にもそこそこ対応でき、DIY全般に使える汎用性があります。 開封して組み立ててすぐ使えたので、初心者にも扱いやすい印象でした。
ただ正直、吐出量が控えめなので大面積の塗装は少し厳しいです。 小さな棚やプランターの塗り直し程度ならストレスなく作業できます。

塗装用エアコンプレッサー5機種の比較
| 商品名 | タンク容量 | 塗装の仕上がり | 塗装の連続作業時間 | 騒音の気にならなさ |
|---|---|---|---|---|
| APOLLOTECH 30L | 30L | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| RAYWOOD NITRO-BOY | タンクなし | ★★★★☆(模型用) | ★★★★★(模型用) | ★★★★★ |
| JESIMAIK HSC30 | 30L | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| HAIGE HG-DC990K | 17L | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| パオック SOL-1030 | 30L | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |

塗装をきれいに仕上げるためのコンプレッサー周辺アイテム
コンプレッサーだけあっても塗装はできません。 スプレーガンやエアブラシ以外にも揃えておきたいアイテムがあります。
エアフィルター(水分離器):塗装面のブツブツ防止に必須。 エアに含まれる水分やゴミを除去してくれます
レギュレーター(圧力調整器):スプレーガンの吹き付け圧を細かく調整できます。 塗装の仕上がりに直結するので、付属していない場合は別途購入してください
スプレーガン or エアブラシ:塗る対象のサイズで選びます。 家具や車ならスプレーガン、模型やフィギュアならエアブラシ
塗装ブース(模型の場合):室内で塗装するなら換気のために必要です。 塗料の粉じんを吸い込まないよう防毒マスクも忘れずに

DIY塗装でうまくいくためのポイント
コンプレッサーの販売店スタッフに聞いた話では、DIY塗装の失敗原因の8割は「エアの供給不足」と「下地処理の手抜き」だそうです。
塗装前のサンドペーパーがけは面倒でも絶対に省略しないでください。 下地が荒いと塗料がうまく乗らず、ムラや剥がれの原因になります。
塗る前に必ず「捨て吹き」(軽くスプレーを吹いて塗料の出方を確認)をしてから本番に入ると失敗が減ります。
気温が10度以下のときは塗料が乾きにくいので、できれば15度以上の日に塗装しましょう。
正直、最初の1回で完璧に塗れる人はいません。 下手でも2回目、3回目と回数を重ねれば確実にうまくなるので、あまり気負わずチャレンジしてみてください。
●筆者:宇佐美DIY工具や塗装関連の製品を得意としています。 メーカー担当者や塗装業者への取材をもとに、初心者でもわかりやすい情報をお届けしています。


