芸術の力を教育、福祉、まちづくりの現場に活かし、地域の芸術文化環境を底上げし、日々の暮らしを豊かにすることを大きな目的とする「アートNPO」が全国各地で活躍しはじめています。鳥取ではまだまだ聞き慣れない「アートNPO」ですが、このような活動を主宰されている方々のお話を伺う公開連続講座を開催しています。
今回は、島根県と岡山県から3人の方をお招きします。
大森氏は、岡山市で地域と舞台芸術のつながりを創造・実践する活動に長く携わり、多様な舞台芸術をコーディネート、プロデュースされてきました。2006年には、その活動母体「岡山アートファーム」を「NPO法人アートファーム」として新しくスタート。岡山市旭川沿いの老人ホームに併設された能舞台「月の舞台」を活用する一方、香川県(財)高松市文化芸術財団チーフプロデューサーとして高松市文化芸術ホールの事業企画も担当され、瀬戸内海を挟んで中四国地方の舞台芸術振興に力を注いでいらっしゃいます。
園山氏は、1966年に設立された劇団「あしぶえ」の主宰者。40年に及ぶ活動歴をもつ劇団は、1995年にオープンした島根県旧八雲村(現松江市)による公立文化施設「しいの実シアター」を管理運営する団体として、地域と密着した独自の演劇活動を展開してきました。子供から高齢者まで幅広い世代が楽しめる質の高い舞台上演のみならず、「八雲国際演劇祭」を開催し、演劇を通した国際交流を積み上げてこられました。2007年11月には第3回を迎えます。
当日は、3人の方にそれぞれの地域での活動内容をご紹介いただき、その成果と今後の展望を伺いながら、演劇と地域の新たな関係を探って行きたいと思います。どうぞ奮ってご参加ください。 |