鳥取大学は、一昨年の法人化を契機に、それまでの教育地域科学部を地域学部に改組し、教育・研究を通して地域社会へ貢献する大学として再スタートしました。地域学部の中でも地域文化学科と附属芸術文化センターは文化や芸術を通した地域貢献をその使命としています。 私たちは、地域の使われていない施設などを文化や芸術で活用して、地域からの文化創造や観光振興といった地域活性化を図れないかと考えました。最近、国の内外で、廃校や産業遺産といった地域の文化資源を活用したプロジェクトが数多く取り組まれるようになり、中には大きな成果をあげるものが出現しているからです。 このような考えのもと実施したのが「鳥取県における芸術文化による空間資源の利活用に関する調査研究」で、その調査研究結果を報告書としてまとめました。これは、「鳥取県の高等教育機関『知の財産』活用推進事業調査研究」(平成17年度の鳥取県の事業)の一環として実施したものです。 本報告書が少しでも県内各地域の文化的活性化のお役に立てれば幸いです。また、最後に、本調査にご協力をいただいた多くの方々にお礼を申し上げます。
1.調査研究の背景と目的 1−1.調査研究の背景 1−2.調査研究の目的
2.調査対象と調査方法
3.鳥取県における低未利用空間活用の現況 3−1.概要
《 鳥取県内低未利用空間活用事例地図 》
4.低未利用空間の活用現況に見る問題点 4−1.活用可能な低未利用空間情報が乏しい 4−2.活用内容の展開に乏しい 4−3.活用後の空間の魅力に乏しい
6.オルタナティブ・スペースの創出へ向けた課題と方策 6−1.低未利用空間の情報化と資源化 6−2.活用内容の豊富化とひろがりの創出 6−3.運営組織・人材の育成へむけた支援 6−4.活用空間のデザインへの配慮 6−5.政策的な位置づけが必要
編集・発行 鳥取大学地域学部附属芸術文化センター 〒680-8551 鳥取市湖山町南4-101 TEL/FAX 0857-31-5162
担当 センター長 高阪一治 講師 五島朋子 地域学部地域文化学科 野田邦弘
発行日 平成18年3月